上野パンダ
基礎知識
観覧のマナー
パンダ舎は他の動物の展示に比べて圧倒的に混雑しています。一人でも多くの方が見られるように、譲り合いの気持ちを持つことが大切です。また、絶対やってはいけないのがフラッシュ撮影。パンダがびっくりしてしまいます。フラッシュは必ずオフにして撮影しましょう。
観覧について
来園当初よりは見やすくなったものの、休日は今でも長い列をつくるパンダ舎。
パンダ舎は最前列が「障がい者専用」「子供優先(親子同伴)」「ゆっくり観覧したい方用」の3列に分かれています。
後列の方が早く見られることが多いので、一番後ろでもよければお子様連れも大人列に並ぶことは可能です。
長時間立ち止まっての観覧など、他の方の邪魔にならないよう心がけましょう。
最前列の「障がい者専用」の列は普段は開放されていないので、一般的には「子供優先(親子同伴)」の列を前列、「ゆっくり観覧したい方用」を後列と呼んでいます。
おやくそく
観覧される多くの方は、初めてリーリー・シンシンを見る方ばかり。パンダ舎は感激の笑顔であふれています。
いつでも会えるような人は控えめに、なるべくみなさんの邪魔をしないようにと心がけています。
だけど、熱中してマナー違反に気づかなかったら遠慮なく注意してくださいね。
そのかわり空いているときは思う存分楽しみますよ♪
写真撮影について
パンダだけではなく、動物の写真を撮る時はフラッシュを使わないのが最低限のマナー。動物園共通のルールとして、動物を撮影をするときは必ずフラッシュはオフにしておきましょう。
フラッシュを使うと動物に強いストレスを与えてしまい、心身ともに健康を害してしまいます。前を向くのを嫌がって、ずっと背中を向けてしまうことも。リラックスした可愛い表情を見せてもらえるように、お客さんの気配りが大切です。
設定がわからなければ質問
動物が室内にいるときは少し暗いので、オートにしているとフラッシュが光ってしまいます。撮影する前には必ずフラッシュがオフになっているか確認しましょう。オフになっているかわからない場合、壁に向けてテストをしたり、フラッシュの部分を指で覆って撮影するというのもありです。 親切な警備員さんや親切なお客さんが設定してくれることもありますので、不安だったら聞いてみるのもいいでしょう。
フラッシュを使っても意味がない?
フラッシュを使ってもガラスに反射するだけで、あまり綺麗にとれることはないようです。ガラスによって光の量も半減して、フラッシュの効果は少なくなってしまいます。あまり効果がないばかりか、動物にも悪影響があるので、いいことはありません。
※フラッシュありの写真は、他のお客さんのフラッシュが同調したときの写真です
動物の気持ちになろう
人間でも何枚かフラッシュ撮影をしたら目がチカチカします。目が弱い動物が、一日中膨大なフラッシュを浴び続けていたらいやになってしまうのは言うまでもありません。ほとんどのお客さんが気をつけているとしても、1分に1回くらいフラッシュを使ってしまうお客さんがいたら、一日だと・・・ わざとフラッシュを使う人はまずいないと思います。故意も不注意も、動物にとってはストレスに変わりありませんので、あらためて注意をしていきたいですね。