- このトピックには174件の返信、1人の参加者があり、最後にパンダのテールにより6年、 2ヶ月前に更新されました。
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パンダのテールゲスト笹の葉★竹の子ゲスト
テール先生、おはようございます。本日も楽しい授業ありがとうございました。
大好きなリーリーが今日の主役(永明もですが)ということで、いつもよりさらにスイスイ受講できました。
リーリーの誕生日の時に、こちらの授業内容を参考に、リーリーの絵手紙(?)をたくさん描きました。
ジェントルマンは永明さんで、リーリーはもっと素朴な感じなのかも。基本的に穏やかでのんびり屋、そして優しい。でも、しっかりと仕事(繁殖)もする。ますますリーリーのファンになっています。早くリーリーに会いたい!もちろん永明さんにも早めに会いたいです。絵手紙は私のライフワークです。ブログ毎日パンダに出会い、いつのまにかパンダを描くことに。パンダ描きはまだ始まったばかりです。こちらもライフワークになりそうです。
笹の葉★竹の子ゲストてんてんゲストテールさま🍀おはようございます☀
暑いですね!
永明とリーリーのお話をありがとうございました✨
あらためて今、日本には男子パンダが
2頭しかいないんだなぁっと…
永明さんとっても優しいと聞きますね
年内に会いに行きたい‼
和歌山は出産の時もわりと近い距離で
良浜の事を感じているような?
前に何かの番組で永明も心配そうに
していますと見たような?
近くでお互いを感じているのかなって
思いました。上野よりはパンダ同士の距離が近いですよね♪
リーリーはもうかっこよくて可愛い❤
リーリーとっても可愛い❤わが子が
生まれてる事もちゃんとわかってますよね♪パパは会えない。をいつか
パパおはよう🐼💓と挨拶出来るような
環境ならいいな
一回も会えないなんておとぎ話のようです。そして神戸にも明るいお話があったようなので。近い将来日本には男子パンダが増えたらいいな✨とわくわく😃💕です。
おとうぱん🐼💓と話してるぬいぐるみたち。笑♪
テールさま🍀お身体気をつけて下さいね💮寝不足大丈夫ですか?木登りぱんゲスト笹の葉★竹の子様🍀
のんびリーリー可愛いですね。
テール先生🍀
今日も講義ありがとうございます。
様なし気にしてないです、気付いてないです。それより 永明とリーリーが埃なのは 酷すぎです~😭誇りですよ~❗
なんて突っ込んでみました(^○^)
和歌山は暖かくて開放的な飼育場なのが
繁殖にも適しているのでしょうか。
永明パパ子沢山、本当にイケメンなんですね。これからも元気でいてほしいです。
前回テール先生にも和歌山に行ってみて、と勧められましたね🍊
行ってみたいです。でもその前に神戸に先ず行ってみようと思ってますが実現は何時かな~。
リーリーにもこれから頑張ってもらいたいですね💕シンシンとの相性も抜群だし、シャンシャンの妹弟たち可愛いですよね🐼💕🍎(シンシャン仲良し親子は
まだまだ離れないで~😭)
まとまりなくなつたので終わりにします。木登りぱんゲストてんてん様🍀
コメント打ってる間に先にてんてん様コメントアップされていましたね。
ぬいぐるみ🐼🐼ちゃん達可愛い🐼💕
神戸のタンタンちゃんに早くお友達?お婿さん?来てほしいですね🎵木登りぱんゲストどんだけ打つのが遅いんだ~❗
てんてんゲスト木登りぱんさま🍀こんにちは♪
わかりますじっくりと打ってる間にね💮
あはは自分に突っ込み入れてる
木登りぱんさま🐼💓おもしろい✨
いつもありがとうございます!fangmeiゲストテールさま
こんばんは。お疲れ様です。
優しい二大イケパンのお話ありがとうございました。癒されました(*^^*)
徹子の部屋でも言ってましたね、リーリーは優しくリードする優秀なパンダだって。それは永明さんも全く同じなのですね。優しいgentlemanのパパパン💕
そして永明さんがストレスなく元気に過ごせるのは、何より和歌山の環境があっているのでしょうね。適度な湿度があって風が通って涼しいパンダにあった環境。永明さんにはこれからもずーっとずーっと和歌山に居て元気に過ごして欲しいです。
リーリーとシンシンの性格が全く違うお話もとても興味深いですね。シンシンのおおらかな肝の座った性格とリーリーのちょっと神経質だけど優しい性格。寝姿にも現れていて笑っちゃいます(๑>◡<๑)
人間もそうですが夫婦は案外性格が似てない方が上手くいくのかもですね。永明さんと良浜。リーリーとシンシン。
これからもずっと仲良しで元気でいてね✩*:゚・⑅*॰¨̮♡
テールさま、私のことよく分かっちゃうんですね。👠ぬげるように‼︎目指せシンシンです。楽しい講義ありがとうございました。お疲れ出ませんよう気をつけて
下さいね。ななえゲストパンダのテール様
こんばんは☆彡
今日は待ちに待った休日でしたが、普段より遅くなりました~♪
【8月31日-日本の男優ぱんだ】
『永明』『リーリー』
🐘日本のパンダ社会は女性社会…パンダのテール先生よろしく~💕(笑)
🐘永明さん9月14日で26歳。パンダの世界では高齢ですよね…
🐘竹の話では、8月22日の夜の動物園のテレビで、アドベンチャーワールドが紹介されていまして、竹林で竹を切る方々も皆さん、パンダ好きの方とのこと。新鮮な竹や笹を確保しやすいという面もありますが、食べるまでの過程で関わる方がパンダ愛のあるかたばかりで、それも感動でした。高齢の方ばかりでしたけど…
大阪や京都から安く豊富に竹や笹を確保しやすい…ということから、パンダがいる動物園の近くに、こういう所がないと、運送費がかかったり、鮮度を保つ努力も倍になるし、大変だなあーと思いました。
🐘リーリーとシンシンは全く正反対の性格なんですね。
しれがまた、お互いのない部分にひかれて、うまくいくのかもしれませんね。年にお見合い、繁殖のときしか一緒にいないようですけど…
🐘上野でパンダ観覧に一緒に並んでいた方と話をして、人工飼育で生まれたパンダは繁殖力が弱い、自然交配はそういう意味でもとても大切なことなんだと教えてくれました。でも、パンダさんの世界は色々と難しいようですよね。
🐘パンダのテール先生、関東の方は、暑かったり、突然雨や雷…天候も落ち着かないようですね。体調管理してくださいね。パンダのテールゲスト・テリ様
・笹の葉★竹の子様
・てんてん様
・木登りぱん様
・famanmei 様
・「パンダのなぞ」をご覧になっている
皆様
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こんばんは。遅くなり申し訳ありません。関東地方 夕方から突然 雨雲接近と同時に見事な滝の雨と夏雷⚡️☔️ まるで季節の変わり目を告げるまさしくドラマチック・レイン?(には、ならないだろうなぁこの夏は………)久し振りに天の
お裁き(?)を受け 運動場で水遊びをするシャンシャン状態でした。(線は抜いてませんよ!) 皆様は大丈夫でしたか?
自然には勝てませんので。(;_;)
大気が安定しておりません。変わりやすい天気となります。お気をつけ下さい。
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◯テリ様
お疲れ様です。お世話になります。
ご心配頂けまして本当ありがとうございます。元々 寝ないと駄目な性格だったのですが………突然変異でしょうか(笑)
ある日、「パンダの魅力」という魔法にかかってから 今のような生活でも支障なく過ごしております。これも「パンダ
力」でしょうか!!(笑)
不思議とパンダが絡むと本当に元気なのです。自分でも驚くくらいに!(笑)
皆んなパンダが好きで パンダに癒されて、パンダに恋い焦がれているのですね
。こんな毎日を送れる事を「幸福」と呼ぶのですね。
そして、癒してくれるパンダに対してお返し しなくては!! 持ちつ持たれつの良い関係でいたいですね。人間と動物とはいつの時代も。
これからもお世話になります。よろしくお願い致します。
.
◯笹の葉★竹の子様
お疲れ様です。お世話になります。
まるで「絵画館」のようです。
どこのトピックスと二度見してしまいました。(笑)やっぱ「なぞ」だったと確認
沢山のリーリーをありがとうございます
。何か、なぞの内容で、「絵手紙」を書
きて頂けているなんて「照れ臭いやら」上手く言葉に出来ませんが、これからの
励みとなります。お互いに頑張りましょう!!
うじ様の写真展が開催された時には一緒にコラボで竹の子様とななえ様の「絵手紙」も展示されてはいかがでしょうか。
感動して泣いちゃうでしょうね。目の前で見たら…………。
リーリーには、もっともっと 頑張って頂き「永明」さんのような名実とも凄いパンダさんになって貰いたいですね。
目の前に良いお手本がいるのです。追いつき 追い越せで。シンシンとも これか
らの上野のパンダファミリーの安泰を願うばかりです。リーリーは本当に良いヤツなのでリーリーの絵手紙もこれからも
よろしくお願い致します。
これからもお世話になりなります。よろしくお願い致します。
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◯てんてん様
お疲れ様です。変わりなくお元気ですね
。永明さんとリーリーは最高のオスパンダです。何が最高かと言うと やっぱりハートですね。あの2頭(二人)からは毎回教わる事ばかりです。
パンダにしておくのは 勿体ない、いや
パンダじゃないかもしれませんよ……
本当に 人間だってあんなに出来ている人柄ってそうはいません。
常に相手の事を思いやる気持ち。自分の意を殺して相手の気持ちを受け止める何処まで出来たパンダ(?)なのでしょう。
本当に爪の垢を煎じて飲ませて欲しい〜と考えます。
アドベンは 今までの動物園の概念を覆させてくれます!!
「動物と共存できるテーマパーク」といった感じです。パンダは勿論「マリンラ
イブ」「サファリゾーン」あそこを隈なく見ようとしたら1ヶ月はかかります。(笑) 待望の赤ちゃんパンダも生まれますます活気ずく事でしょう。
永明さんパンダいつも家族の事を心配しています。「良浜の出産」「結浜の独り立ち」「海浜・陽浜・優浜の中国へ旅立ち」の時も常に心配して身を投げ出して家族の事を見ていたそうです。もう泣けますよね。あんなお父さん、人間にだって そうはいません。是非一度アドベンの方に白浜の風に吹かれて来て下さい。
「動物観」が変わります。
お身体に引き続き気をつけてお過ごし下さい。これからもお世話になります。またよろしくお願い致します。
.
◯木登りぱん様
お疲れ様です。お元気ですか
すみません!!ご指摘ありがとうございました!!
「埃」→「誇り」全然違いますね………
いやーすみません。頭の回路がマイナス
でした。
「神戸ですかぁ!!」あそこは一言「昭和です。」上野も何と無くレトロな雰囲気がしますが、「神戸 王子」はそのままタイムスリップした感じです。
タンタンが「カンカン・ランラン」に見えますよ。タンタン可愛いですよね。
王子、アドベンの良い所は、やっぱり、「近い ガラスが無い!!」直ぐそこにタンタンがいるのですか。竹の割れる音がバキバキ聞こえて!!
後、隠れた神戸の魅力は個人的には、
ミニ遊園地にある観覧車から見える風景です。右に「神戸港」左に「六甲の山々
」とても とても素敵なシュチュエーションです。もし、王子に行かれた際は是非ともお勧め致します!!
(観覧車→パンダだったら大当たりです
) タンタンにも会いたいですよね!!本当に神戸 王子も素敵な所です。絶対楽しめますよ。色々とお世話になります。これからもよろしくお願い致します。
.
◯fangmei様
お疲れ様です今日も一日お元気でしたか
。(笑) 永明さんとリーリーが同時に同じ時代に日本に居るという事じたい 「奇跡」だと思います。
パンダの神様はよっぽど日本の事わ心配
してくれていたのですね。
こんな優秀なオスパンダを同時期に2頭(ふたり)も。 交配の時に怒り狂うシンシンの攻撃をただ ひたすらに受けて耐
えるリーリー。「何で耐えられるの?」
とリーリーにもしと聞けたら、リーリーはおそらく 照れながら笑って こう答えるでしょうね。「だってシンシンが好きなんだもん」と。リーリーは本当に良い奴です。
今年は永明さんも元気で毎日 休む事なく出勤しているそうです。「来年この夏の時期は食欲が落ちて体力も少なくなり
フルでの展示ではなくなるそうです。)
でも今年は元気です、良浜が産休中でいません。その分も含めて彼は頑張っているそうです。新しい生命「チビ浜」の為にも。また次もお元気で笑顔でお会いしましょう!「元気は何をやるにも欠かせない身分証明書のような物なのですよ」
まずは元気で!そしてこれからもお世話になります。今後ともよろしくお願い致します。てんてんゲストテールさま🍀
お返事ありがとうございます✨
みなさまへの返事を読んでいてもまた
感動してしまいます
テールさまはどこまでもパンダ愛の方なのですね。と思えば他の動物たちにも詳しく雑学までも。私はいつも
大変なのでお返事は気にしないで下さいね💮♪と
言いながらお返事があるとうきうきしたり皆様へのお返事を読んで涙したりしてます。
雷雨⚡☔大変でしたね…そんな日も
ありますね。
どしゃ降りって大変ですけど
瞬間なら笑ってしまいませんか?
夏の夕立は気持ちいいですね
風邪をひかないようにしてくださいね。
ありがとうございました!
※返信は本当に気にしないで下さいね💮あはは♪矛盾てんてんより🍀パンダのテールゲスト「 パンダのなぞ 9月 1日(土)
◎ そして シャンシャンが生まれた 1
ジャイアンパンダ誕生までの経過」
.
皆様 「パンダのなぞ」のお時間です。
今回もよろしくお願い致します。
昨年(2017年)6月上野動物園 パンダ舎では、上野動物園ジャイアントパンダの飼育の45年の歴史の中で 新たな1ページを刻みました。
もう既にご承知の通りです。父親「リーリー」 母親「シンシン」との間に生まれたメスの子 「シャンシャン」が6月12日に誕生致しました。
147gで生まれたその女の子は国民皆んなの期待を受けて元気に育ち 早くもあれから1年と2ヶ月以上が経過しました
。今では 国民のアイドル的人気者 とし
て 毎日 老若男女関わらず多くの人々が朝から上野動物園へ彼女を一目見ようとと押しかけています。
そんなシャンシャンの誕生の舞台裏、
誕生までの軌跡(のような物?)をようやくこの「パンダのなぞ」でもお話出来る時が来ました。そこには、お父さんパンダ リーリーとお母さんパンダ シンシンとの間の相性から自然交配できるペアだという事 このニ頭の発情から交配までの様子、お母さんパンダ シンシンの妊娠から出産までの経過、シャンシャン出産後のシンシンの管理とシャンシャンの成長について、上野動物園パンダ舎スタッフの奮闘が感じられる記録となっております。大変重要な内容になるとは思います。また長い内容にもなると思いますので何回かに分けてお届けできたらと考えております。このような経過があり、今 シャンシャンが元気でいるのかという参考にして頂けたら幸いです。少しまた難しい内容になるかもしれませんがご了承下さい。今回もよろしければ最後までお付き合い下さい。では、よろしくお願い致します。
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《◎上野動物園 5年振りのジャイアントパンダ赤ちゃん誕生 その舞台裏に色々なドラマが………》
2017年6月12日その日上野動物園パンダ舎は朝から殺伐とした異様な空気が流れていました。前日よりメスのシンシンの様子に変化あり、出産の兆候があり
と産室を開放して出産の準備に入っておりました。
2017年 6月12日
10時57分 シンシンに破水初確認。
11時52分 パンダ舎産室内に響き渡る
鳴き声……「オギャー オギャー」
11時52分 1仔を出産。
仔の状態良好でよく鳴く 母体は仔をよく抱き、舐めて排泄物を促す行動もあり
上野動物園に5年振りに誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんの出産の時の状況です。
お父さんパンダ「リーリー」とお母さんパンダ「シンシン」の間にメスの子「シャンシャン」が誕生した瞬間でした。
上野動物園に初めてパンダが来日したのは1972年振り(カンカン・ランラン)
繁殖にいたっては
1985年6月27日生まれ チュチュ(オス)
(人工授精にて僅か43時間で死亡)
1986年6月1日生まれ トントン(メス)
(人工授精にて)
1988年6月23日生まれ ユウユウ(オス)
(人工授精にて)
2012年7月 5日生まれ 第1子 (オス)
(自然交配にて 同7月11日死亡)
と記録があります。
同時は、交尾を行なっても出産に至らなかった。交尾出来ず、人工授精を用いての繁殖を行なっていました。
パンダは、交配に可能な日が1年間で1度の数日間しかありません。
子供がとても未熟児の状態で生まれる。
など繁殖の非常に難しい動物とされております。
リーリーとシンシンのペアは、
東京都と中国野生動物保護協会との間に結ばれた「ジャイアントパンダ保護研究の協力協書」に基づいて。2011年に上野動物園に来園。その翌年(2012年)に
自然交配により、オス1頭が誕生しましたが、6日後に残念ながら死亡しました
。それから、
2013年 自然交配確認しかし、偽妊娠のため出産には至らず。
2014年以降〜発情の兆候が弱い為交配出来ず。
↑
中々、繁殖に結びつく事が出来ませんでした。そんな中、毎年同居は見送りの状態が続きリーリーとシンシンの相性や健康状態についても論議が交わされました
。そして、人工授精での妊娠、出産までという内容が持ち出されました。
上野動物園としては、出来る範囲 リーリーとシンシンの思いに任せて自然交配にこだわりたいという思いが強くニ頭に任せたい思いでした。
しかし、日中共同での繁殖の研究には、
「人工授精もやむなし。」そんな複雑な想いと大変な苦労があったと想像ができます。上野動物園パンダ舎は古く狭いとされています。パンダ飼育には困難な環境だとも言われてきました。限られた環境と人員の中で約45年にわたる蓄積されたパンダ飼育の経験と考えられる限りの最高の工夫を重ねて来ました。
実は、リーリーとシンシンのように自然交配が出来るペアは、世界的に見ても少ないのです。2頭の実績(2012年)を踏まえて「動物として本来の姿である自然交配を第一に考えた飼育管理を行なって来ました。」人工授精をもという声を打ち消し(準備はしつつ)自然交配という形で繁殖に取り組みました。
それでは、シャンシャン誕生まで取り組みを具体的にお話致します。
.
《◎シンシン・リーリーの発情から
交配まで 》
パンダは普段は単独で生活を行なっています。(群れを作って集団では行動をしません。)交配可能な日は1年に2〜3日しかありません。
その為に同居のタイミングがちょっとでもズレてしまうとケンカが起こる可能性があり、大怪我の元、それを機にお互いの相性が悪くなってニ度と交配に至らなケースと も過去には見られました。
メス(シンシン)の発情のピークを見極めるのが一番肝心なのです。
そのピークを見逃さないように、メス(シンシン)の行動、陰部の形態、尿中エステトロゲン代謝( →女性ホルモン 卵胞ホルモンと呼ば性ステロイドホルモンである。)の変動を指標として2012年から毎年チェックを行なって来ました。
まず、変化が現れたのは→リーリーでした。(2016年12月上旬より部屋の中を歩きまわり、水浴びやマーキングの回数が増え、落ち着かない様子が見られ始めました。)
↑
(そこで2017年1月から、シンシンが使っている運動場へリーリーを出し匂いを介したオス・メスの情報交換を行いました。狙い通り、リーリーはマーキングや排泄、体の擦りつけをして自分の匂いを残して、あち こち匂いを嗅いでシンシンの発情の進み具合を確認しているようでした。約1ヶ月半の間に週1回はこの機会をつくりました。)
.
《◎シンシン・リーリーの同居 交配へ)
シンシンに変化があったのは2月10日。
→陰部に現れ始めました。
15日には、マーキングが増加し、
17日未明には部屋を落ち着きなく歩きまわる、水浴びをするなどの発情期特有の行動が 見られました。
その後は活動時間が増え、菜食時間が減るという発情期リズムなって来ました。
2頭に発情の兆候が見られ始めた為、
2月15日に→柵越しに対面されるお見合いを始めました。(開始直後はお互いに無関心でしたが→回を重ねるこまとに、
シンシンの発情期特有の鳴き声を発するなど 一歩一歩発情のピークへ向かっているようでした。
↑
お見合いや匂い交換の頻度について観察を重ねその行動をより 一層注意深く観察しました。そして、→同居に踏み切るタイミングを中国研修での経験や2頭の過去の同居記録を振り返りながら検討しました。
↓
そして2月27日、シンシンは朝から鳴き
普段とは違う様子でした。
陰部は腫脹しており、お見合いで2頭の様子を見る事にしました。
シンシンの尾部わ竹竿で触ると陰部を見せる様に尾を上げました。
→この「テイルアップ」はメスが発情のピーク時に見せる事が多く、2013年以降見られなかったオスを上入れる合図です。
同居開始をすると→2頭は鳴きながらジワリジワリ近づいて来ました。
シンシンはマウント(→オスがメスの上乗り匂い嗅いだり、甘噛みをしたりする
行為)を許したかと思えば、リーリーを前肢で叩いたり、噛みついたりして、ケンカに発展したり、リーリーを追い立てたり、中々、交尾に至りませんでした。
↑
まるでシンシン自身どうして良いのかわからなず、気持ちかが混乱している様でした。→そんな時は同居を中断しました
。
一方のリーリーは、シンシンが受け入れてくれるのをゆっくり待っている様でした。
↓
その後2頭はマウントとケンカを繰り返したのち→お互いの体の角度が合った所で→交尾時特有の鳴き声を同時に発していました。→リーリーの尾がシンシンの腹側に入り込んでおり、2013年〜4年振りの交尾成功を確認しました。
↓
その日は午後も同居を行い、更に2回の交尾が確認されました。
↓
翌2月28日には、シンシンが未明に落ち着きなく歩きまわる様子が止みました。
お見合いを行いましたが、シンシンに
テイルアップは見られず、リーリーに至っては、威嚇する行動が見られました。
また、陰部の腫脹も収めており、今期の発情は終了と判断しました。
(尿中エストロゲン代謝物の測定結果はシンシンの行動と相関があり、指標としていた行動、陰部の形態、尿中エストロゲン代謝物の動態の全てが、パンダの模型的な発情を示していました。)
.
お疲れ様でした。シャンシャン誕生までのシンシン・リーリーの発情から交配までの記録を細かく再現して見ました。
交尾に至っては、この日のこの時のタイミングに合わせた判断、実施と非常に難しい判断が迫られ当日の飼育スタッフのご苦労が馴染み出ています。
ここでもリーリーの優しさ(シンシンが受け入れてくれるのをゆっくり待っている様でした。)が浮き彫りに見えます。
シンシンの頑張りも見えますが、リーリーの大きな優しさがあって成功したのではないかと感じております。
やはり、自然交配が出来る世界でも有数なパンダペアだとも認識致しました。
前半無事をお送り致しました。
そして、これから いよいよ 妊娠へ、
そして出産へと流れて行きます。その内容はまた次回で。シャンシャン誕生へ第一ポイントを通過しただけです。
これからまだまだ困難が幾度となくやって来ます。今回も最後までお付き合い頂きまして本当にありがとうございました
。引き続き よろしくお願い致します。木登りぱんゲストテール先生おはようございます。
いよいよシャンシャン誕生秘話に
斬り込んでいく段になってきました✨
ワクワクしますね~❗
とっても続きが楽しみです🐼💕ね~❗続き期待してます💕
竹の子ゲストfangmeiゲストテールさま こんにちは。
今日も不安定な空模様。こちらでは先程から雷がゴロゴロ鳴り始めました⚡️
奇跡のシャンシャン誕生物語🐼ですね。
リーリーの大きな優しさとシンシンの頑張りが実を結んで、シャンシャンが天使のごとく誕生するに至ったことを改めて感慨深く思います。
そしてその影に上野動物園のスタッフの方々の大変な苦労と努力があったこと忘れてはいけませんね。先日テレビで見たアドベンのパンダケア。上野にはないパンダファーストの立派な環境。それに比べて古くて狭い上野のパンダ舎の環境を考えると、今回のシャンシャン誕生に関わったスタッフの方々のご苦労に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今日の講義はまだ前半。これからいよいよ妊娠そして出産ですね。後半も楽しみです。テールさま講義ありがとうございました。パンダのテールゲスト・ななえ様
・てんてん様
・木登りパン様
・竹の子様
・fangmei様
・「パンダのなぞ」をご覧になっている
皆様
,
今年の異常気象には本当にどうしたものか!?そして今年最大級の台風が発生しております。また非常に危険を感じなくてはいけません。台風関連の情報には
耳を傾けて出来るだけ事前にできる事
などはやっておきたいものです。
皆様どうぞお気をつけてお過ごし下さい
。
◯ななえ様
お疲れ様です。何時もお世話になりありがとうございます。お仕事の方はお忙しいですか。息抜きにうじ様の撮ったパンダ達を見て下さい。疲れが「スーッと」抜けますよ。(笑)
永明さん今年で26歳になるパンダさんとは思えません。丁度 リーリー、シンシンの倍の長さを生きているのですね。
人間でいえば約80歳!!本当にびっくりと本当に頭が下がります。
体力で言えばリーリーともしかしたら、そんなに変わらなかったりして………(毎日、子供達から贈られた サンドバッグで足腰を鍛えております。日々自分で
鍛錬されているのです。)
そしてこの結果が15頭の子供を携わった秘訣なのです。
竹の話 テレビの方拝見しました。
あの様に かげながら支えてくれる大勢の方がいるからパンダや動物達の健康が守られているのです。→そして我々が癒しを頂きるのです。本当に感謝しかありません。
パンダ舎では素敵な出会いがありましたね。(羨ましいです。)
「自然交配に勝る物はなし。」と繁殖では言われているそうです。特に野生の血が入っていたら最高らしいです。
(人工授精の全てがダメと言うわけでは
ないのですが……やはりリスクを伴いますし。) 毎日お忙しいとは存じますが、
パンダは本当に「心の応援団」になって
支えてくれます。(笑) 思いっきり頼りましょう。これからもお世話になります。お身体に気をつけて頑張って下さい。
,
◯木登りパン様
お疲れ様です。お世話になります。
毎回お付き合い頂きまして本当に光栄です。毎日、シャンシャンを見に大勢の人々が上野に来園します。そして シャンシャンに癒されます。それはそれで
良い事です。
今、シャンシャンが普通に元気で居られるのも当たり前ですが、今迄シャンシャンに携わって頂けた全ての関係者のおかげでなのですよね。
次回の主役は「シンシン」です。
シンシンの本当に凄い頑張りが少しでも
お届け出来ればと思います。
リーリーの事を褒めましたけど次はシンシンの番です。よろしかったらまた除いて下さい。(期待に応えられるかは別ですけど………(笑) )
これからもお世話になります。引き続きよろしくお願い致します。
.
◯てんてん様
お疲れ様です。お元気に今日もお過ごしですね。(笑)
パンダ好きは皆様と同じですよ。 1日「ボッー」とパンダ舎の前で何も考えないでパンダを見ていられたら最高でしょうねぇ。
何でしょう。パンダってやっぱり「平和大使」「平和の象徴」なのですね。心を掴まれたまま離してくれません。(笑)
その昔 戦争の終結の時を告げる旗に、「パンダを書いた物」を使ったとか。……。
「平和」という宝物は壊れやすい
ガラス細工。
皆んなが全員がパンダを見て味わえる 優しい気持ちでいられたら戦争なんて
憎しみあい、傷つけあう物はこの世から
全てなくなるのに………
人の手から人の手へ大切に 大切に渡し
守っていかなければいけないのですね。
何時の時代も平成最後の9月です。
今晩の主役は「シンシン」です。
今晩は思いっきりシンシンの事を勿論 褒めさせて貰います。(笑)ご期待下さい。気候が安定しません。無理せずにお身体気をつけて下さい。また元気なまま
やり取りしたい物ですね。これからもお世話になります。よろしくお願い致します。
.
◯竹の子様
お疲れ様です。引き続きお元気でしょうか、お名前がシンプルになりましたね。
(笑) 今日は可愛いシャンシャンの絵手紙を本当にありがとうございます。
不思議な事ですが。竹の子様の絵手紙を見ていると、疲れや重だるい気持ちが
何処かへ行ってくれます。アタッシュケースを抱えながら(笑)
どの栄養ドリンクよりも効果抜群です。
パンダの繁殖がこんなに難しい物とは 知れば知る程身体にズッシリと来ます。
オス、メスの発情の最高潮が1年で3〜4
日しかない 。その日に合わせて同居させないとまた 1年間のおわずけ。下手に同居のタイミングを間違えたら大変な事になってしまう。全てに関して本当に
「神秘的な生き物」なのですね。
次回はシンシンの溢れる母性をお伝え出来たらと………後はお楽しみで。(笑)
これからもお世話になります。よろしくお願い致します。
.
◯fangmei様
お疲れ様です。笑顔で1日が終われそうですか。
証拠にも無く毎度 毎度やらさて頂いております。(笑) お付き合いありがとうございます。
アドヘンの利点はあの自然に富んだいる事と私立の運営という面で 出来る事が
増えているのかぁと思います。(上野、王子は公立なので。)
アドヘンは表現がどうかと思いますが、
「ファンタジー。動物達に観覧者の我々が魔法をかけられます。(笑)
その素敵な魔法は中々取れません。
一度 騙されたと思ってその魔法にかかりに行って下さい。上野は上野の、王子は王子の素晴らしいがあります。
「努力をすれば報われる訳じゃないけど
努力をしなければ何も残らない。」
それぞれの施設(日本全国の動物園や水族館などで)観覧者を喜ばせてくれる努力をして頂いております。今度は我々 観覧者の方もその努力に恥ずかしくない
観覧態度で努力に報いたいですよね。
また偉そうな事を言いました。ごめんなさい。これからもお世話になります。
次回の時も「笑顔」でいて下さい。
よろしくお願い致します。ななえゲストパンダのテール様
こんばんは☆彡
9月もよろしくおねいします。
【9月1日】
🐘パンダは交配の日が数日間を考えたら、命の誕生は奇跡というか、もう神の贈り物ですね。
その時期をどう見極めるか、飼育員さんや獣医、他動物園のスタッフの方々の熱い思いのおかげですね。
シャンシャンに会わせて下さり、本当に感謝します。
正直、疲れ切ったサラーマン…みたいな毎日でしたが、パンダに癒されましたよ。それを通り超して、パンダの魅力にとりつかれました。
🐘シャンシャンとシンシンがはなれるのは、淋しいけど、シャンシャンの妹か弟がほしい感もあります。
では、簡単なレポートで💕
ありがとうございました。てんてんゲストパンダのテールゲスト「パンダのなぞ 9月 2日(日)
◎ そしてシャンシャンが生まれた 2
シンシンの妊娠・シャンシャン誕生
ジャイアントパンダ繁殖の長き道のり
.
皆様、「パンダのなぞ」のお時間です。
今回もよろしくお願い致します。
前回より 恩賜上野動物園というより、日本国民の人気者 ジャイアントパンダの「シャンシャン」の誕生までの軌跡
「そして シャンシャンが生まれた」を
お送り致しております。その第2回目です。毎年春先になるとパンダの繁殖シーズンの幕開けとなります。2012年以降
妊娠のなかった上野動物園のメスパンダのシンシンそして、オスパンダのリーリー二頭の相性は 間違いなく良いのですが 子宝に恵まれず 3年が経過しました
。繁殖を目的とする中、その結果は出ず
、「人工授精に切り替えた方が良いので
は。」「リーリーと、シンシンの相性や健康状態について問題があるのでは。」
色々な議論が交わされる中、上野動物園としては、リーリーとシンシンの思いに任せて動物として本来の姿である自然交配を第一に考えた飼育管理を目指して来ました。(人工授精には頼らずに)
この二頭は世界的にも「自然交配の出来る素晴らしい二頭」です。
そして迎えた2017年春 の繁殖シーズン
上野動物園パンダ舎スタッフの努力とリーリー シンシンの相性の良さが出て 見事に4年振りに交配に成功しました。
そして、この先は無事にメスパンダのシンシンが妊娠まで漕ぎ着けるか?
5年振りの出産は 果たして………
今回はシンシンの「妊娠」そして、
赤ちゃんパンダ誕生まで「シャンシャンの誕生・出産」の模様をお送り致します。そこにはやはり、見えないドラマがありました。今回も専門的な少し難しい内容となりますがご了承下さい。
今回もよろしかったら最後までお付き合い下さい。よろしくお願い致します。
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《◎妊娠の有無・から出産までの準備
期間…………》
2017年2月27日 上野動物園ジャイアントパンダのシンシン、リーリーのペアが
4年振りに交配に成功致しました。
交配に成功したからといって、それが
確実に妊娠へ、そして出産へと結びつくものではありません。メスパンダには「偽妊娠」という生理現象を持っていま
す。2頭の交尾成立後は、妊娠の有無と出産時期の予想の為、シンシンの休息・
活動・菜食時間の変動、糞重、尿中プロジェステロン代謝物の濃度
↑(女性ホルモン、卵胞ホルモンと呼ばれ性ステロイドホルモンの事である。)
陰部と乳頭の形態変化モニタリングなどをシンシンの活動と体内の変化の観察を中心に行いました。
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《◎今回の出産に対して新たに行った事
パンダ舎内「産室」の改修 》
今回の出産の備えて新たに行った事のひとつにパンダ舎内の「産室」を改修し、母子の様子を終日観察出来るように高感度カメラと集音マイクを設置しました。
更に、子が人工哺育になる可能性を考えて哺乳類、滅菌器、保育室などを揃えました。これらの準備にあたっては、歴代の飼育担当やパンダを飼育する内外の園館。中国の基地から多くの助言、アドバイスを頂きました。
★それまでの産室での飼育のあり方
「人間が介在しない方が、野生動物は
育つ」と考えて、29年前(ユウユウ誕生時)は パンダの赤ちゃんが生まれても
飼育員はモニターを通して産室を観察するのみでした。飼育員はモニターを通して産室内を観察するのみでした。
飼育員は、パンダの赤ちゃんに触れる
事は殆どなく、母子の様子をただただ
見守っていました。その為 1986年にうまれたトントンや1988年に生まれたユウユウの体重測定は生後120日以上の過ぎてからでした。性別判明は生後1年以上経ってからだったのです。
↑
一方今回、2017年はシャンシャンが生後3ヶ月くらいになるまでは、飼育員や獣医師、中国の専門家らが交代で「24時間観察」を続けました。飼育員らは産室の柵越しに母子に寄り添い、時には母乳の出を良くする為に、シンシンの身体に触れてマッサージをする事もありました。飼育員がシンシンの子育てをサポートする事で、シャンシャンの健康状態も細かく把握出来ました。
生後2日目には、シャンシャンを取り上げて身体測定を実施。性別も生後1ヶ月も経たずに「メス」と確認されました。
パンダ舎内産室では涙ぐましい周りのスタッフの24時間体制の努力がありシャンシャンが無事に成長していったという報道はあまり知られておりません。
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《◎シンシンの身体に変化が………
展示の中止が決定。 》
交尾から3ヶ月程はシンシンに目立った変化はありませんでした。しかし、5月後半にると休息時間の増加と糞量の減少が顕著ち認められるようになりました。
以前よりも周囲の物音に敏感になった為
、パンダ舎のではシンシンが安心できる静かな環境作りを心がけました。
その他にも、嗜好性の高い餌を残したり
、少量の乳汁が分泌されたり、手足や陰部を舐める、尾を上げ踏ん張る様な姿勢を取るなど、典型的な妊娠の兆候が現れて来ました。
↓
これに伴い シンシンの展示中止し、(2017年5月25日〜) 産室で、巣作りが出来る様に巣材となる竹を与えましたが、巣作り行動は見られませんでした。
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《◎展示中止の際のシンシンの身体の
状態について 5/16と5/26の比較 》
★シンシンの状態
◎体重
5月16日 12.8kg
↓
5月26日121.4kg
◎食欲
5月16日から竹の菜食が減少して来まし
た。
↓ (同じく). 5月16日頃から竹の菜食量が減少していますが、健康に問題はありません。
◎行動
5月16日頃から食欲の減少に伴ない休息時間が増えて来ました。
↓
5月25日の展示中止以降、一日中産室を確認されますが、巣作りは行動は 見られません。
◎身体の変化
5月19日頃から乳頭が確認出来る様にな
りました。
↓(同じく)
5月19日頃から乳頭が確認出来る様になりました。
◎ホルモンの変化
5月20日頃から尿中のホルモン代謝が上昇傾向を示しています。
↓
5月20日頃から尿中のホルモン代謝の値が上昇傾向を示し、その後、高い状態か続いています。
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★これまでの経過
2016年
12月8日頃 オス「リーリー」に発情や兆候が見られる
2017年
1月16日頃屋外観覧通路の外側に目隠し用のフェンスを設置
2月15頃メス「シンシン」にも発情兆候が見られ始める
2月22日公開中止
2月27日同居させた所、交尾行動を確認
2月28日メスの発情が終息に向かう
3月 02日展示再開
5月25日展示中止《◎6月12日 子無事に誕生 》
6月11日から24時間体制での観察を開始した所、その日の深夜から落ち着きなく歩きまわる様子が見られました。
夜が明けてからも歩きまわりと休息を交互に繰り返し、時折いきむ様子も見られる様になり、6月12日11時52分に職員が見守る中、無事出産を迎えたました。
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《◎出産のシンシンの管理と子の成長》
出産後は、中国の基地から招聘した人工哺育の専門家から様々なアドバイスを受けながら、引き続き24時間体制で母子の健康管理を行いました。
幸いシンシンは出産後直ぐに子を抱き、体を舐めたり、授乳をしたりといった世話を始めるました。
野生のパンダは巣穴に入り、飲まず食わずで子を育てますが、シンシンの体力温存を優先し、出産翌日から数日間は経口保水液を与えました。
また、栄養素が高くシンシンの大好物でもあるタケノコを与えましたが、出産後暫くは見向きもせず、出産4日後にようやく少量ずつ食べるようになりました。
そこから育児をするシンシンの状態に合わせてタケノコの給与量を増やし、少しずつ竹の葉やパンダ団子などを与えるようにして、消化器官に負担をかけない様にゆっくりと通常の給餌内容に戻して行きました。
パンダの子は一般的に体重100〜150g
程で生まれますが、今回誕生したシャンシャンも生後2日で→147gと標準的な大きさでした。生まれたばかり毛のない
ネズミの様な姿でピンク色の肌をしていましたカカが、生後10日程でうっすらと耳や目の周り、肩、手足が黒っぽく色づきました。生後1か月程で白黒の毛が生えて丸みを帯びたパンダらしい外見になり、体重も1kgを超えました。
その後も、中国の専門家と共に10日おきの検査を続け、シャンシャンが順調に成長している事を確認しました。
出産直後からずっと子を抱き続けていたシンシンでしたが、子の 成長に伴い、徐々に排泄や休息、採食のタイミングで子を床に置いて行くことが増えて行きました。シンシンが何かのきっかけで子への関心を失ったり、謝って子を潰してしまったりしないかなど、常に心配は尽きませんでした。
しかし、生後3ヵ月を過ぎる頃には、その体も大きくなり母子の関係も良好であった為、泊まり込みでの24時間観察を終了することにしました。
日に日に動きのバリエーションが増えるシャンシャンと、それを気にかけているシンシンの母親らしい姿をそばで見守る事が出来た事はとても貴重な経験になりました。
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《◎飼育係の独り言あの時はこうだった
……………。》
◉「私達が自然交配にこだわるのは、人工授精よりも妊娠率が高く、何より将来的子孫を野生に帰す時に、自然交配を受け継いだ方が良いからです。万が一の事を考えての 人工授精の準備です。」
→中国のパンダ基地でも成功例は少ないのだとか…………。
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◉「産後 暫くのシンシンには、スタッフが食べやすいサイズの竹を手渡しで
栄養補給していました。
この頃のシンシンは非常にグルメで、
おきに召さない竹も多くスタッフは毎日竹を栽取しに行っていました。」
(園内にも数種類の竹が植えてあります→パンダ舎横とか………。
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◉「24時間監視体制だった時は、赤ちゃんがシンシンの下敷きにならないように、常に気を付けていました。
危なそうな位置に居る時は、餌や音で気を逸らしたりして、居場所を変えて貰うという事をやってました。」
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◉「シャンシャンは戯れつく時に噛んで来ます。実は私噛まれています。
加減を知らないので
痛いのなんの………出来るだけ噛まれないようにしねますが。」
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◉パンダは見合いのタイミングを少しでも間違うと激しい喧嘩になる為、見極めが非常に難しいです。
シンシンは強過ぎです。
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◉体格はリーリーの方が勝っているのに
リーリー約140kg・シンシン約120lkg
あくまで低姿勢で反撃しないリーリーに
「なんて良いオスなんだ!」と、感銘の声………………。
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《◎産室でのシンシンの主な動き
シンシン奮闘録 》2017年6月12回
「シンシンは子を舐めたり、乳を与えたりして世話をする他、子が鳴いた時には
たり抱き直して体勢を整えたり、舐めた たりする行動も見受けられます。
その間、横になって休んだり、睡眠を取ったりする事もあります。
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2017年6 月14日
「 本日6月14日午前5時20分頃にはシンシンから子供を一時的に取り上げ、保育器に移して健康チェックを実施。
なるべく早く子を母親に戻す為に、へその緒がついていた部分の消毒、及び対体
長と体重の測定を素早く行いました。
体長は14.3cm、体重は147gです。
性別は不明。腹部の周りを消毒した時の刺激で排便が見られましたが、便の状態から母乳をちゃんと飲んでいる事が確認できました。これらの作業を終え、子を母親に戻すしました。約20分の作業でした。
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2017年6月13日
「6月13日の15時間30分頃、柄の長いひしゃくのような道具を使ってシンシンに経口補水液を与えました。また、同日23時50分頃にも、スタッフが檻ごしにステンレス容器てで与えてました。」
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2017年6月15日
「その後も授乳を何度も確認し、母子の状態は安定していると見えます。
そこでモニターの固定カメラてわはなく、産室で職員が動画を撮影しました。
シンシンは右前肢で子を抱えて世話をしています。産室は照明をわずかに点灯させているものの、明るさを極力抑えて
シンシンが安定して過ごせる様に配慮しています。
野生では出産後10日程度は飲まず食わずで子供もの世話をすると言われていますかが、シンシンの状態をよく観察しながらスタッフが水分補給を継続しています。6月14日は14時30分頃と23時50
分頃、水分補給を補給。シンシンは直ぐに飲み干しました。
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お疲れ様です。2017年の時のシンシンの妊娠の状況、そしてシャンシャン誕生の出産の時の(その後数日の)模様を所々ですかがお送り致しました。
自分でも文字を打っている途中で、あのシンシンが「母親 シンシン」に変わっていく姿をはっきりと確認出来ました。
産室内でも子を舐めたり、乳を与えたりして世話する他………わかってはいる事ですが、改めて言葉にして見ると、ぐっぐっと熱い物がこみ上げて来ます。
2012年のあの不幸な出来事を経験して
1番辛かったのはやはり、母親であるシンシンだったろうし、次こそはしっかりと赤ちゃんを育ててみせるという彼女の意思が伝わって来ます。
そして、シャンシャン誕生。今思うと本当によくぞ生まれて来てくれました。
生まれて来てくれて改めてありがと。
そんな思いです。
そして、生後3ヵ月まで24時間体制で観察していた上野動物園パンダ舎スタッフの行動、思いには本当に頭が下がります
。だから元気に今こうしてシャンシャンが居られるのですね。色々な思いが交錯します。全てに「感謝」という言葉しかありません。二日間やらせていたかました。でも終わりませんでした。また次回もこのシリーズで引っ張ります。(笑)
シャンシャン誕生に携わって頂けた全ての皆様にお礼を申し上げます。
「ありがとうございました。」
今回も最後までお付き合い頂きまして
本当にありがとうございます。
感動の上野動物園ジャイアントパンダ
の繁殖のドキュメントいよいよフィナーレです。今後も引き続きよろしくお願い致します。竹の子ゲストテール先生、おはようございます。受講少し遅れました。
あのシンシンを知らない私は、出産、子育てを立派にこなすお母さんのイメージオンリーでしたが、ライブ映像でシンシンの様子を見られるようになると、マイペースでひょうひょうとしたところが面白い! 面白好きの私は、シンシンがどんどん好きになりました。基本は良き母。テール先生が以前講義されたとおり、人間が見習うべき素晴らしい子育てを見せてくれました。というか今も見せてくれていて、私を幸せな気持ちにしてくれています。
シャンシャンの噛む力は手加減なしですか。体毛があるとはいえ、シンシンも痛い思いをしたでしょうね。シンシンはカミカミ(今日の高氏さんの写真にもありました)しながら、手加減を教えているのかもしれませんね。毎日、シャンシャンに色々教えているんでしょうね。
テール先生の素晴らしい取材力により、出産前後の秘話を伺うことができました。やはり様々なご苦労があったのですね。シャンシャンが生まれて本当によかった。元気に育てくれてありがとう。母子に毎日元気をもらっている一人として、関係者の皆様、そして何よりシンシンに感謝の言葉を伝えたいです。
テール先生、今日もありがとうございました!fangmeiゲストテールさま
こんにちは。お疲れ様です。
私元気ですよ。いっぱい笑ってますよ。毎日日本の方だけでなく、海外の方ともたくさん関わる仕事なのでパワーが必要です。そして笑顔は必須。毎日口角上げて仕事してます(*^^*)バリバリ。笑
「そしてシャンシャンが生まれた②」まずはシャンシャン誕生の影にたくさんの方のご苦労と努力があったことに感謝です。そしてリーリーとシンシンの頑張りにも。そして愛しいシャンシャンが生まれてきてくれたことにも。
産院の改修やシンシンが妊娠してからはスタッフさんが24時間寝ずに万全の体制で臨んで下さったその熱い思い。
上野動物園は特別ですね。日本の首都にある誰もが知っている動物園にパンダの赤ちゃんが誕生することは悲願だった。その思いは2012年に赤ちゃんが生まれたものの、たった6日で亡くなってしまった時の記者会見で流された涙が全てを物語っていると思いました。まだパンダのことを今ほど分かっていなかった私ですら、パンダの赤ちゃんが生まれることの難しさや、上野動物園ならではの重圧を痛い程感じたのを覚えています。
本当にシャンシャン生まれてきてくれてありがとう(*˘︶˘*).。.:*♡
テールさまフィナーレ楽しみにしてます。いつもありがとうございます。てんてんゲストテールさま🍀みなさま🍀こんばんは♪
シンシンをテーマに長い長いお話をありがとうございます✨
上野のスタッフのみなさまの努力やご苦労はどんなに思っても考えても計り知れないことですよね
それはパンダさんだけではなく
命を任されている現場は24時間体制
どんな現場かどんな緊張感やどんな空気なのでしょうね
本当にシンシンの母体も元気で
シャンシャンが無事に産まれて
そこからがまた大変な事だったと
思います。
私は2012年を忘れません。
園長さんが泣きながら記者会見を
私も泣きながら観ていました。
上野の町も喜びからドン底の悲しみに包まれたことも。
今こうしてシャンシャンを観覧出来る喜びもこの先絶対に忘れませんね。
悲しい過去はみなさまの力で
今の上野はお花畑みたいに華やか緑がたくさん人もたくさんたくさん
きらきらに私は見えます🐼💓
みなさまの笑顔がリーリーとシンシンにも必ず届いてますよね
シャンシャンは毎日が楽しくて幸せ🍀
シャンシャンの幸せが長く長く続く事を願います🍀
テールさま♪シンシンは可愛い❤
ママになってもマイペースですね
私はそう見えます。
大切にシャンシャンとの時間を
過ごしていて立派なおかあぱん♪ですね
🍀テールさま5月16日のシンシンの体重がものすごくミニマムになってます🐼💓
あと100キロプラスでしょうか?笑♪
これだけのたくさんの資料を毎日毎日と
まとめて頂き届けて下さりありがとうございます✨
お身体大切にして下さいね💮
睡眠も確保でまたよろしくお願いいたします✨ななえゲストパンダのテール様
こんばんは☆彡
【9月2日-繁殖の長き道のり】
🐘シャンシャンのお兄ちゃんが亡くなってからのことを考えると、シャンシャン誕生まで色々な意味で本当に長い道のりでした。
🐘また、上野動物園で出会った方の話からですが、当時の関係者は何も語ろうとはしなかったと…
その話と今日の授業は内容が違いますが、何にしても動物園のスタッフの方にかかってくるものの重さを感じます。
2012年の涙…
繁殖プロジェクトへの思い…シャンシャンが今も元気でどんどん成長している…今までの長い道のりに感謝と共に、これからも道は続きます。
上野動物園の方々に感謝です。
パンダのテール先生、夜間の授業ありがとうございます。パンダのテールゲスト・竹の子様
・fangmei様
・てんてん様
・ななえ様
・「パンダのなぞ」ご覧になっている
皆様
.
皆様「おはようございます。」
浦島太郎です。
おはようございますって、もう こんな時間ですよね。どっちかというと…
「おやすみなさい」のお時間です。
∑(゚Д゚) と、時計をみたら、まるで
タイムマシーンに乗せられて 未来に連れてこられた感覚です。
何故にこんなに寝落ちしてしまったか
全くわかりません。こんなにピンピンしているのに…………!?
それも立派な「パンダのなぞ」です。
そして本当にこんな時間なのですね!
Σ(‘◉⌓◉’)
皆様 またまた寝ている間に沢山のコメントありがとうございます!!
そして、上野は!もうとうに閉園。
う、上野が………………。
週末のエネルギーチャージが………
そして、「パンダのなぞ」 そしてシャンシャンが生まれたファイナルです。
上野のパンダ繁殖について これからの未来の展望のお話です。またどうぞよろしくお願い致します。では、また明日の朝(?)お目にかかりましょう。
何で もう夜???パンダのテールゲスト「 パンダのなぞ 9月3日(月)
◎そして シャンシャンが生まれた3
(シャンシャン公開に向けて驚くべき逸話 上野動物園におけるジャイアント
パンダ繁殖に向けた限りない挑戦 )
.
皆様、「パンダのなぞ」のお時間です。
今回もよろしくお願い致します。
上野動物園、日本の国民の人気者 ジャイアントパンダ「シャンシャン」が2017年 6月12日に誕生し、早、1年2ヵ月以上が経ちました。毎日順調に育ち
多くの人々を喜ばせてくれています。
シャンシャンが生まれる前、そして生まれてからの上野動物園パンダ舎の知られざる舞台裏のほんの1ページに過ぎない
出来事をお話している今回が最終日となります。「そしてシャンシャンが生まれた」今回の内容は、2017年12月中旬から行われている シンシン・シャンシャンの一般公開に向けてあまり知らされていない逸話 そこにも色々とドラマがあり、沢山の人々が舞台裏で多くの汗を流してくれていました。最後にこの章のまとめとして 今現在置かれているジャイアントパンダのあり方、2018年の2月に行われた上野動物園主催の「ジャイアントパンダシンポジウム」において上野動物園 福田園長さんはじめとした皆様のコメントがこの章をまとめる適切なお言葉となっておりますので簡単にご紹介して終わりとさせて頂く予定です。
では今回もよろしければ最後までお付き合いください。よろしくお願い致しま
す。
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《◎シャンシャン公開に向けて驚く
べき逸話やその準備など。》
2017年6月に上野動物園で誕生した
ジャイアントパンダの仔「シャンシャン
」大きなケガや病気などをせずに順調に育ちそして、我々の記憶に新しい同12月の一般公開へと時間は過ぎて行きました。
上野動物園では シャンシャンの生後6ヵ月後を目処とした一般公開に向けた準備を8月から関係各部署による「ジャイアントパンダ公開準備会議」を毎月実施し、公開までに準備すべき様々な事柄を検討して来ました。
来園者の観覧誘導方法、混雑緩和による来園者の安全確保、それに伴う園路・施設の改修、Ueno Panda Live. jpでのライブ映像配信、パンダ関連商品の開発などに加え、混雑に影響が及ぶ事が予想される上野公園、上野警察、上野駅といった園外近隣施設との対応策検討も行われ
、園内、園外含めて数多くの方々が「シャンシャン」公開に向けて奮闘し 汗を流しました。このように「シャンシャン
一般公開」という一大ミッションを成功させるべく、各方面の担当者が解決すべき様々な課題を持つ事となりました。
しかし、この仕事は全てシャンシャンが公開当日まで無事に育っている事が大前提で進められる物です。多くの方々のご協力やご努力を無駄にしない為にも、飼育現場では万一の事故などが無いように引き続き母子の管理に注意を払いました
。
《◎公開前日まで まさかの…………》
こうして10月8日に名前のお披露目
(一般公募 32万通の中から「香香」
(シャンシャン) に決定。)
12月18日にシャンシャン公開を祝う会
、そして翌19日には予定通り一般公開の日を迎える事が出来ました。
実は今だから言える事ですが………
公開前日までシャンシャンは午前中の殆どを寝て過ごし、午後から活動をし始まる、いうリズムで過ごしていた為、始めのうちは観覧に来た殆どの方が元気に動きまわる姿を見られないのでは、と思っていました。処が予想に反して初日から公開中の殆どの時間を木に登ったり、
竹を噛んだり、シンシンに戯れついたり
と活発に動き続けました。
更に日中はあまり見られない授乳の様子もこの日(公開初日)は見る事が出来事ました。多くの観覧者に動じる様子もなく
、安心しました。その後は、母子の様子を見ながら徐々に観覧時間の延長や野外放飼場への慣らしを進め、シャンシャンもこれらの変化に順応に対応してくれました。
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《◎上野動物園 パンダ飼育45年の歴史
の中で自然交配で生まれ順調に生
育している初めてのパンダ……》
シャンシャンは ユウユウ(悠々)誕生以降29年ぶりの繁殖となり、更に上野動物園でのジャイアントパンダ飼育45年の歴史の中で、自然交配で生まれ、かつ順調に成育している初めてのパンダなのです。今回は、歴代の担当者の経験や中国で学んだ事(飼育研修など)、多くの方々に支えられた事が繁殖に繋がりそして無事公開を迎える事が出来事ました。
今後は、シャンシャンの成長を見守りながら、パンダの種本来の姿を後世へ残す個体としての飼育管理していくと共に、
今回得た経験を活かして さらなる繁殖へ取り組んで行きたいと考えています。
(恩賜上野動物園パンダ舎スタッフのコメントを一部抜粋)
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《◎ジャイアントパンダの置かれている
状況………》
WWFのシンボルマークにもなっている
ジャイアントパンダは世界中で広く愛されている動物です。
日本でも2017年6月12日に恩賜上野動物園で29年ぶりにパンダの仔「シャンシャン」が誕生、順調に成長しほぼ毎日の様に沢山の人々が訪れています。
その愛らしい姿が報道される人気ぶりです。
しかし、その愛らしい姿や仕草だけが
注目をされてしまいがちですが、野生に生息するパンダの頭数は僅かに1,864頭です。
ICUN(国際自然保護連合)のレッドリストでも危急種(VU)に指定され絶滅危機が心配されています。
限られた険しい山地の森に住み竹という
特定の食物に頼って生きるパンダにとって開発などによって生息地の減少は深刻な問題です。
更に近年の生育成に影響を与える「地球温暖化」も脅威となっています。
また、発情期の短さや 生涯で育てる仔が平均で約3頭ほどと言われている繁殖の低さも数が中々増やせない原因のひとつなのです。
繁殖の難しさは、保護施設において試みられている飼育下の繁殖でも大きな困難となっております。
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(★この章の最後のまとめとして
2018年2月12日 東京国立博物館平成館大学講堂において実施された 恩賜上野動物園主催の「ジャイアントパンダ
シンポジウム」の中での上野動物園
福田園長さんらのコメントの一部を
ご紹介させて頂き総括に返させて頂きます。)
.
【ジャイアントパンダが来日するまで】
恩賜上野動物園園長 福田豊氏
(リーリーとシンシンの来日に際してのペア個体選定から輸送方法までの様々な苦労話などがあり………)
上野動物園で取り組まれている自然繁殖を前提とした時、ペア個体の選定では、
パンダ同士の相性は勿論の事、若い個体である事。繁殖の経験が少ない為選ぶ時には慎重になる事。
こうして選定されたリーリーとシンシンは、(リーリーの来日直前の体調不良など心配された事もありましたが)
2011年2月およそ20時間掛けて無事 中国から上野動物園へ来園しました。
……………………。
.
【上野動物園におけるジャイアントパン
ダの飼育の取り組み 】
上野動物園飼育展示課 徳田 雪絵氏
パンダの繁殖期は一般的に年に1回、更にメスの妊娠の可能性が高まるのは、ほんの数日間だそうです。
上野動物園では、自然交配による繁殖を目指しており、陰部の腫れなどの外見的変化や尿から測定されるホルモンの生理学的変化そして、繁殖相手を探したり尾を上げる「テイルアップ」と呼ばれる行動変化から、オスとメスの同居の時期を
見極めるそうです。
こうして交尾を経て 妊娠した後も行動観察や性ホルモンの測定は継続的に行われ、2017年6月12日 シャンシャンの誕生に至りました。
とくに印象的だったのが パンダ達にそれぞれの性格でした。
「リーリー」は決して無理強いをさせない包容力を持ち
「シンシン」は真っ直ぐで強気な性格
そして「シャンシャン」は シンシンに似て物おじしない仔 好奇心旺盛で明るく育っています。
.
【ジャイアントパンダ 保全の国際的な
取り組みについて…………】
恩賜上野動物園 副園長兼飼育展示課長
渡部 浩文 氏
ジャイアントパンダの生息地域外保全における野生復帰プログラムや動物園が取り組む繁殖、そして生息域内保全におけるパンダ生息地の国立公園の整備など国境を越えた様々な取り組みが現在行われています。
また、飼育下における繁殖は、昨今の研究の成果から確立されつつあります。
妊娠判断や血統管理、人工授精出生、
仔の育成など繁殖に向けて押さえておきたいタイミングの見極めと相性の良いペアの形成が重要である事です。
パンダの野生復帰プログラムにおいて順化施設で野生に近い生息環境にて竹を探し菜食する訓練などを行い、野生環境下
でのトレーニングとその行動調査など段階的な訓練を経て野生へ戻されるそうです。また、パンダが野生復帰後にも生息できる様に国立公園の整備を繋ぐ
「緑の回廊(コリトー)」の整備も重要です。遺伝的多様性を保つ上で動物園の使命として繁殖や野生復帰プログラムへ積極的に貢献して行きたいと考えてます。
.
皆様、お疲れ様でした。
計3日間に及ぶ 恩賜上野動物園のジャイアントパンダに関する繁殖関連について
「そして、シャンシャンが生まれた」
繁殖、妊娠、出産、子育て、その他
について本当に大雑把でしたが一連の流れでお送り致しました。大変難しい内容そして、誤字脱字、打ち間違い多数…〜
もしかしたら理解に苦しむ内容となってしまった事を深く反省します。
完成作品には遠いかもしれませんが、
月をまたいでしまいましたが、
パンダのテールから 『毎日パンダ』
掲示板トピックス「パンダのなぞ」閲覧されている方々への夏休みの自由研究として提出致します。(笑)
夏休みの宿題、新学期にギリギリ間に合いましたね。そして、皆様に最後の最後でこれから我々を含めた全てのジャイアントパンダを愛する方々に出された課題をお送り致します。ジャイアントパンダのシンポジウムで出された発言の中から
『パンダを守る為には、「パンダ可愛い
」だけでなく、繁殖への取り組み、野生の状況などの情報をメディアに伝えたり
上野というパンダと共に歩んで来た地域からの発信といった積極的な取り組みが求められて来ます。それにどう多くの人が共に取り組んでいけるかが問題です』てんてんゲストテールさま🍀おはようございます
浦島太郎さん?
眠れる森のテールさま🍀
体調悪いのではおつかれだったのですね?
大丈夫ですか?
また夜お勉強に来ますね
台風が近づく月曜日…がんばります
o(`・д・´)o
テールさま🍀みなさま🍀お気をつけて💮竹の子ゲストテール先生、お疲れのなか、本日もありがとうございました。起きたら夜だった、つまりぐっすり眠れたということでしょうか。あまり眠らなくて大丈夫な?テール先生だと以前伺いましたが、時々は睡眠時間しっかり確保してくださいね。『パンダのなぞ』を続けるためにも。
シャンシャン誕生そして成長、公開など、大変な道のりを無事乗り越えてきたんですね。キセキ、ですよね。そのキセキを生んだのは、関係者の皆様の大いなるご苦労と努力があったから。改めて感謝です。
私はシャンシャン誕生で、人生の楽しみをひとつ増やしました。日本中に私と同じような人がたくさんあると思います。公開初日のシャンシャンは動じることもなく、本当にお見事でした。前夜にシンシンからレクチャーがあったのかしら(そんな絵手紙描きたくなりました)。シンシンも授乳シーンを披露するなど、自分のやるべきことをわかってますね。
自然交配には。リーリーとシンシンの相性の良さはもちろんですが、パンダ幼稚園時代に仲良く遊んだ幼馴染というのも良かったみたいですね。何かの本で読みました。仕方ないとはいえ、人工授精には不自然さを感じます。
仲良し夫婦から生まれたシャンシャン。あんなに天真爛漫で、自由闊達で面白いのは、シンシンの影響も大きいでしょうが、やはり自然交配で生まれたということが大きいような気もします。
生まれながらのアイドル、国民的スターのシャンシャン。それを覚悟して生まれてきたとしか思えません。これからも元気に成長し、いつか良き伴侶に恵まれ、シンシンみたいなママになってほしいです。おっと、それは欲張りすぎですね。
おてんばでもいい、元気に育ってね、シャンシャン。長くなってしまいました。9月からは私は ゆるーり で掲示板を楽しみます。テール先生の授業はできるだけ朝に受講します。感想は短めになりそうですが、いつも感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。
fangmeiゲストテールさま
こんにちは。お疲れ様です。
体調大丈夫ですか。季節の変わり目で夏の疲れも出る頃です。自分は大丈夫って思っていても身体は正直です。眠れるのはそれだけ身体が睡眠を欲しているからかと。たまには緩めることも大切です。ご無理のないようにお願いします。
『そしてシャンシャンが生まれた』感動のフィナーレありがとうございました。昨日のレポートでも触れましたが、上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれることは日本中の悲願でした。その影にたくさんの方々の努力とご苦労があって、自然交配で生まれてきたシャンシャン。本当に奇跡の子だと思います。
香香。パンダ舎の前に掲げられているシャンシャンの名前の由来。『「シャン」は呼びやすく「香」という漢字には花開く明るいイメージがあります。花開くように育ちみなさまに愛され、未来を明るく照らすパンダになるように願いをこめました』読む度に感動します。
花開くようにみんなに愛されスクスク育っているシャンシャン。みんなに夢と希
望、そして幸せをありがとう。
シャンシャンのお陰で私の生活も変わりました。パン活という人生初の趣味が出来て(友達に言ったらパンの食べ歩き?と言われましたが。笑)パンダについてもたくさんの知りたいが増え、SAVE the PANDAのサポーターにもなりました。「かわいい」だけでないパンダを守るために出来ること。小さなことでも自分に出来ることをこれからもずっと続けていきたいと思います。
テールさま
いつもありがとうございます。 -
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