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  • このトピックには607件の返信、1人の参加者があり、最後ににより2ヶ月、 3週前に更新されました。
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  • #141448 返信
    笹の葉★竹の子(ちびむうママ改め)
    ゲスト

    テール先生、今日も受講させていただきました。貴重なお話し、ありがとうございます。
    私は血が薄くて、献血したくてもできませんでした。パンダさんにも濃い薄いがあるのでしょうか。パンダさんも手術があるでしょうから、輸血も必要ですよね。
    現在の上野パンダズは健康体に見えますが、体調が悪くなった(時々リーリーの健康管理がありますね)ことがあるのですか。機会があれば、教えていただきたいです。

    ハズバンダリートレーニングのお話しは本当に面白いです。パンダは賢いと思っていますが、思っている以上にお利口さんなのかもしれません。シャンシャンはママ似で、スイスイできちゃうタイプだと予想しますが、さて?

    真夜中のパンダのなぞ講座、これからも楽しみです。テール先生はいつ寝ていらっしゃるのですか?

    #141465 返信
    ななえ
    ゲスト

    パンダのテール様
    こんにちは☀️
    【7月30日−パンダの輸血】
    🌹パンダの採決については、昔、毎日パンダに、パンダのテール先生あげてくれていましたね。私は復習になるのかな?
    採血は、あの後、人間と同じ?ように毛をかき分けて血管をみつけ、行うことをネットで調べました。まっ、剃る方が血管よく見えますが、毛を剃らないでも採決していましたようでした。
    🌹今、疑問に思ったのは、輸血後の血液の保存方法。「パンダの身体の中でう行う…」が、いまいちわかりません。
    2ヶ月しかもたないから、パンダに戻す?と考えたらよいのか?採集した血液を、自己血としてかえす?他のパンダにかえす?そういうイメージを持ちました。今日のパンダのテール先生の授業を機会に、私も血液バンク調べてみたいです。
    🌹クマの血液を輸血…私的には、素人考えで悩むところです。パンダは、パンダがいいな…😓
    染色体の数とか違うのは問題ないのかしら?とか考えてしまいます。パンダは、染色体が少なかったような記憶…でも、今の私は曖昧〜♪
    🌹先ほど、ニュースにIPS細胞のこと流れました。パンダさんの病気、いや、今、全ての動物さんの病気に役立ち日がこないか…なんて…得意の空想です。
    🌹国立博物館、歩いて5分…ならば行けますね!と、言っていて、いざ上野動物園に入ると、パンダ舎前から離れられません‼️秋田から日を選んでなので、パンダ舎で過ごす時間貴重〜♪
    でも、今度は行ってみます。
    色々と、ありがとうございます‼️
    また、暑くなりましたか…秋田も猛暑で、外で運動禁止令がニュースに…。
    パンダのテール先生、お身体大切に❣️

    #141474 返信
    笹の葉★竹の子(ちびむうママ改め)
    ゲスト

    テール先生 ななえ様

    友友というパンダの検索をかけましたら、2011年12月27日の毎日パンダが出てきました。その日のコメントに、秋田のパンダさんも登場していましたよ。
    ビーリーマイラブさんが、以下のコメントをされていました。ビーリーマイラブさんはリーリーの元里親さんでしたよね?

    以下、ビーリーマイラブさんのコメントです
    >年末なので、今年を振り返る番組が最近多いですね。3月の地震を振り返る番組がありましたが、リーリーは2008年3月26日に同級生の回回(ホイホイ)と友友(ユーユー)とともに広州に移されたので、5月12日に起きた四川地震を経験していないんです。だから3.11の地震は初めての経験だったんです!怖かっただろうな。。。
    今年ももうすぐ終わりますが、リーリーとシンシンにいっぱい幸せなことが続くようにと、願わずにはいられません。

    やはり、リーリーは四川大地震は経験していないのでしょうか?

    話は変わりますが、シャンシャン観覧整理券の時に待ち時間があったので、国立博物館のパンダさんに会ってきました。剥製だからかもしれませんが、リーリー、シンシンは大きくて美しいパンダだなあと思いました。でも、トントンたちも実際に見たら、とても可愛いかったことでしょう。その頃は東京にいたのに、見に行かず本当に惜しいことをしました。

    #141478 返信
    笹の葉★竹の子(ちびむうママ改め)
    ゲスト

    追記です。

    2011年12月27日に紹介されていた『まるまるパンダ』をアマゾンでチェックしました。ちなみに新品は100万円。中古でも10万円以上でした。
    リーリーとシンシンのプロフィールのページを読むことができ、テール先生がおっしゃるような内容でした。
    2008年8月26日に2頭とも広州へ行ったようです。

    はたしてリーリーは四川大地震を経験したのか?
    リーリーに訊いてみたいです。

    #141485 返信
    あしも
    ゲスト

    テール様 皆様 こんばんは

    ハズトレの楽しいお話ありがとうございます。
    駄々っこシャン姫が トレーニングで
    どんなレディーに成長してくれるか
    楽しみです。(笑)

    図書館で借りてきて まるまるパンダ
    今 手元にあります。
    新品だと 100万円ですかぁ⁇
    パンダバブル! 凄すぎます。

    一昨日 テール様から カンカンとランランの
    感動的なお話がありました。
    二頭のはく製は 多摩動物園にいます。
    またまた 出しゃばってすみません。
    カンカンは 私の初恋❤パンダさんなので
    紹介させていただきました。

    #141540 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    ・てんてん様
    ・笹の葉★竹の子様
    ・ななえ様
    ・あしも様
    ・「パンダのなぞ」をご覧になっている皆様。
    .
    各地に被害をもたらした台風12号。
    皆様の地域は大丈夫でしたか。
    この国も年々、「自然災害」の恐怖と背中合わせとなってしまっています。
    何事もない平和な世の中というものが
    本当に ありがたち物と思いだとつくづく感じます。そして、また8月がやってくるのですね。「平和の有り難み」を教えてくれる8月が。またまだこれからも
    普通でない暑さが続きます。引き続き皆様、十分にお気をつけて、ご活躍下さい

    ◯てんてん様
    こんばんは。「パンダって本当に頭の良い生き物なのですね。
    『赤ちゃんが出来るとメスパンダは、特別扱いになる……』中国の飼育下では、
    皆そうですね。本当にお姫様扱いを受けて凄いらしいですよ。「エサの質も量も違う」 ←暫く妊娠をしているフリをするかぁ。と考えてしまうのは、やはり頭の回転がの良いパンダだからですかねぇ
    。動物も人間とのふれあいをやっぱり、
    楽しみにしているのですね。
    やっぱり、楽しい事は皆んな好きなんです。 ぱんだうじ様には、全てに関して
    、尊敬を抱き 勉強をさせて頂いております。パンダに対しての気持ちは以外にも。これからも暑い日が続きます。引き続きお気をつけて下さい。またお世話になります。
    ◯笹の葉★竹の子様
    やっぱり、美味しそうお名前ですね。(笑) 「輸血の話」は難しかったですね
    。ちょっとまだ、早すぎたかもれません。ちゃんとした結果・データーが出てから また、機会がありましたら、お話させて頂きます。
    パンダの健康管理も大変難しいかと思います。体調を崩してしまった時の事例などありましたら、よりわかりやすいので
    探してお話出来ればと思います。
    「ハズバンダリートレーニング」は、動物の健康管理にとても重要ですが、飼育係と 動物を繋ぐ「太い信頼関係」という気がします。(ご褒美につられてしまうのですが………) でも、絶対に嫌いな人間の言う事は聞きませんよね。
    パンダ→何処まで頭が良いのか? 早く誰か 研究結果を具体的に出して欲しいです。「シャンシャン」この子はもしかすると、シンシンより器用なパンダかも知れません。
    「テールいつ寝てますか?」大うけです。大笑いさせて頂きました。ご心配頂き誠にありがとうございます。
    ちゃんと寝てますよ。睡眠時間は多少短くなりましたが、逆に熟睡できる様になりました。↑「パンダ力」でしょうか。
    パンダの時間って本当に素敵です。
    2008年5月12日 リーリーは何処に居たのか?またまた、謎がひとつ追加されました。追跡して行きたいと思います。
    ◯ななえ様
    「パンダの血液、輸血について」ちょっと難しい事例を選んでしまいました。
    ご迷惑おかけして 申し訳ありません。
    輸血の保存の件ですが、おそらく希少なパンダの希少な血液とあって、いつ何処で採取しでからかわからない物です。
    採血して直ぐに使用するという意味で
    (あまり保存して置く期間が短い)という事です。そういう意味で解釈しております、もう少し結果・データーが出てから
    具体的にお話出来ればと思います。
    さすがに、クマは無いかと思いました。
    国立科学博物館、パンダ以外にも感動の連続かと思います。十分楽しめるかと思いますが時間が………。皆んな会いに来てくれる事を首を長くして待っていると思います。お仕事頑張って下さい。
    暑さに負けないで下さい。
    ◯あしも様
    シャンシャン素敵な 凄いレディになる事 間違いなしですね。
    まるまるパンダ ひ、100万円!?
    一度読んでみたい物です。(汗)
    カンカン お好きなのですね。ようやく、カンカン・ランランの資料がある程度揃いつつあります。「パンダのなぞ」
    最初のパンダ、謎しかないパンダのパイオニア、この場に正式デビューさせて貰います。今しばらくお待ち下さい。
    また「猛暑日」になる予想です。お気をつけてお過ごし下さい。
    皆様、引き続き「パンダのなぞ」をよろしくお願い致します。

    Attachments:
    #141546 返信
    てんてん
    ゲスト

    テールさま🍀こんばんは♪
    お返事ありがとうございます。
    たくさん寝てくださいね!笑♪

    #141561 返信
    神戸ぱん
    ゲスト

    パンダのテール様、こんばんは。ハズバンダリートレーニングのお話、タンタンちゃんの事思い浮かべながら読ませて頂きました。頭抱えて、くねくねして全身でいや~を表現しているのですが、最後には、覚悟を決めて腕を出して注射に立ち向かう動画があります。痛いってわかっているんだな。賢いなと思ってました。もう本当に可愛いんですよ。今回も大変勉強になりました。有難うございました。

    #141589 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    「 パンダのなぞ 7月31日(火)
    ◎シャンシャンの性格。 」
    .
    皆様、「パンダのなぞ」のお時間です。
    今回もよろしくお願い致します。
    前回(7/30)の「パンダのなぞ」の中でヒョンな事から、ハズバンダリートレーニングの内容なり、上野のシンシン、リーリーのトレーニングでの性格の違いが明らかに……という話の流れから、この二人(二頭)の血統を引き継ぐサラブレッド『シャンシャン』はどのような性格なのでしょう。と記した一言。その後書いた自分自身、「あーシャンシャンねぇ
    。」と可愛いシャンシャンの顔を思い浮かべておりました。今回の「パンダのなぞ」はみんなで、「もふもふ・ゆったり
    (ぐったりしよう)」と(笑)いう独断と偏見的に「心の休憩タイム」と位置づけ
    て、あえて もう誰もが知っている国民的スター『シャンシャンの性格」(もう
    これ謎ではありませんが……)を少しだけ、まったりとお届け致します。
    今回は少しだけ、肩の力を抜いてお届けします。(笑) よろしければ最後までお付き合い下さり、シャンシャンのこれ以上の可愛さを再認識して下さい。よろしくお願い致します。
    .
    《 ◎2017年6月12日 午前11時52分》
    その日、上野動物園 パンダ舎には異様な緊張感のある空気が流れていました。
    誰もが落ち着きなく、目の前にある業務をしたすらに行っておりました。
    6月10日の夕方から室内を落ち着きなく歩き廻っていたシンシン。翌、11日からは、24時間態勢でシンシンの出産に対して見守っていました。そして、
    12日 10時57分シンシン 破水初確認。
    11時52分 パンダ舎にある産室内にけたたましい鳴き声が「オギャーオギャー」
    上野動物園5年振りのパンダの赤ちゃんの出産。「仔の状態良好でよく鳴く。
    母体は仔をよく抱きしめて、舐めて排泄を促す行動もあり。」
    そうです。この説明文が皆様のよくご存知で誰もが大好きなシャンシャンの誕生した時の物です。
    6月14日 「機会があったため仔を取る。B.W. 体重 147g 体長 14.3cm
    仔、元気良好。」
    7月12日「外傷なく………
    検査結果は普通から大きめ 」
    未熟児状態で生まれるパンダの赤ちゃんが順調に育つ為のひとつの山とされる生後1ヵ月。飼育日誌には、明るい言葉が並んだ。
    それから順調に順調に育ち、 2017年9月25日 体長 6.000g 体長65.0cm この赤ちゃんパンダに名前がつきました!!
    「香香」(シャンシャン):花開く時のような優しいイメージ。
    2018年7月24日 体重30.2kg 体長不明。元気な元気なお転婆な女の子がこんなにも大きくなりました。この子の肩にはどれだけ多くの人々の「希望」が乗っているのでしょう。そして、この子はこれからも多くの人々の心を癒し、愛し、愛されていく事でしょう。
    .
    《 ◎シャンシャンはどんな性格か?》
    もう、皆んな知ってるシャンシャン。
    そのシャンシャンはどんな性格のパンダなのかここで改めて復習してみましょう

    一般公開されて以降、これだけ大勢の観客に見られても動じる様子がない事から
    『動じない性格。』と言えます。
    そして、『好奇心旺盛でマイペース
    でもあります。
    シャンシャンを誕生から見守ってきた上野の職員の方の話では、
    『何事にも動じないところが 母親の
    シンシン譲りだと。』
    シャンシャンはシンシン譲りそうです、

    『肝っ玉が太い女の子に成長したので
    。』
    前回も過去にもの説明しました、シャンシャンのお父さん、お母さんの性格をここで見てみましょう!!
    ●リーリー(お父さん)

    基本的に穏やかでのんびり屋。
    オスパンダには珍しく優しい性格です。
    また、慎重派で、大丈夫だと確認できるまで行動に出ない事があります。
    🔴シンシン(お母さん)
    自由奔放な性格で食いしん坊。
    食べ物の為ならどんな事でも妥協はしない所があります。
    .
    シンシン→その性格通りの子育てっぷりで、シャンシャンの動きは目で追うものの大勢の観覧者がいてもマイペースに竹をカジカジ。
    神経質にシャンシャンの行動を征したり
    、観覧者から隠そうとしない放任主義的な所が、子育てに良い影響を与えている
    のかもしれません。

    そのおかげで、シャンシャンは→
    伸び伸びと成長を遂げお転婆な女の子
    を演じられているのかもしれません。
    .
    《 ◎誰もが知ってるシャンシャンの可愛い所を改めて追求………》
    では、何故シャンシャンは可愛いのか?
    改めて追求してみましょう。(ちよっとだけ、「パンダのなぞ」らしくなって来ましたね!
    ↓以下の事が考えられます。
    ① ぬいぐるみのようにコロコロ・ふさふさ・もふもふしている。
    ② 体系の全てが丸っこい。(丸顔・角のない丸い胴体。)
    ③ 口角が上がっている。(常に笑っている、微笑んでいる様に見える。)
    ④目の周り模様(アイパッチ)がシンシンの様に跳ねてて可愛くタレ目である。
    ⑤ 顔のそれぞれのパーツの全てがギュッと寄っている。
    ⑥ イケンメンパンダと美女パンダの間に生まれたそれぞれも良い所を携えたスパーな子パンダ。
    ⑦ 行動の全てが愛くるしい。
    ⑧ 見ている者を「なごます」雰囲気
    や、間合いを持っている。
    ⑨ その他………。
    これ以上、山の様にシャンシャン可愛い事情があると思われます。皆様の中では
    他にはどんな理由があると思いますか

    《 ◎ まだまだシャンシャ こんな行動もまた素敵なシャンシャン》
    ★「木登り大好き!」
    パンダは木登り大好き。子パンダの習性で、外敵から身を守る為に、木登りを行います。その中で、シャンシャンは特に木登り大好きな子パンダ。木の一番高い所に体を預けてよく眠っています。
    ★「お転婆盛り進行」
    特に遊ぶの大好き。ジッとしてはいられない。常に身体を動かし探検を開始しています。
    ★「お母さん大好き」
    お母さん大好きな甘えん坊さん。
    お母さんにちょっかいだしては遊ぼうと催促を促しています。
    ★「好奇心旺盛見る物、見る物が新鮮」
    目に入るありとあらゆる物を自分の遊び道具に変えるぐらいの好奇心が旺盛!
    ★「どんな事があっても動じない。
    マイペースを貫く。 」
    多くの観覧者に対しても動じず、ビクつかない。神経質な性格(お父さんみたいなパンダだったら、)たじろぎ、テンパ
    り、かくれたりしてしまっても不思議ではない。シャンシャンは気にせずマイペースで自分の時間を見つけている」
    .
    《 ◎おさらいシャンシャン。シャンシ
    ャン総括………プラスアルファ。》
    今までのシャンシャンの性格や行動を総括すると……
    シャンシャンは、「動じない性格」
    「好奇心旺盛でマイペース。」
    「何事にも動じない所が母親のシンシン譲り。」→「肝っ玉が太い女の子に成長したのです!!」
    「お転婆」「甘えん坊」「遊びの天才」
    「悠々自適(マイペース)」「動じない」

    そして、自分の決めた事、考えた事は
    ある程度、貫き通り「真の強さ」を持っている子パンダだと思います。
    ※お母さんのシンシンもまん丸顔で美女パンダと言われておりますが、どちらかというとシャンシャンはお父さんのリーリーの顔立ちに似ています。(鼻筋や骨格の一部、寄り目の所など。)
    ※シャンシャンの事を中国のパンダ専門家が見て、「顔が整っている美人パンダ
    」と絶賛していました。

    確かに顔立ちは整っていて、パーツが中央部に集まっていて顔立ちの良さを引き立てています。
    常にニコニコ笑っている様で本当に誰からも愛されるキャラクターです。

    国民的大スターと言っても過言ではない
    「シャンシャン」いまや、彼女の関連するグッズや出版本その他関連商品などの売り上げは凄まじい物があり、去年の秋に出されたシャンシャンがもたらす経済効果は、当初267億円以上とも言われておりましたが、それを習性する勢いです
    。本当に天馬ならぬ、天パンダ(?)なのです。連日、上野は彼女をひと目見たさにパンダ観覧列が出来、60分以上並んでパンダ達を見られるのは1〜2分といった所でしょうか………。
    まだまだ、シャンシャンフィーバーは続きます。その愛くるしい姿で多くの人々を虜にしていく事でしょう。
    みんな大好き「シャンシャン」シャンシャンの性格と題してお送り致しました。
    まだまだ、シャンシャンについては、皆様の方がよっぽどお詳しいく、この内容以上の物を知っていると思いますので
    この辺で講師を交代(?)したいと思います。(笑)この先、彼女をどんな未来が待ち受けているのでしょう。でもそれは常に明るい未来だという事を希望します。
    この先にどの様な状況になっとしても…
    これからもシャンシャンを勿論、リーリー、シンシン、日本に居るパンダさん達を応援して行きましょう。
    今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。「パンダのなぞ」
    ちよっと変わった趣向でお伝え致しました。これからもよろしくお願い致します

    Attachments:
    #141613 返信
    ななえ
    ゲスト

    パンダのテール様
    おはようございます。
    【7月31日】
    パンダのテール先生、シャンシャンの未来は世界中に平和を届けます!
    シャンシャンの未来はずっと幸せです!
    できるなら、上野にずっといてほしいです!昨日、赤ちゃんパンダの写真集に、
    故郷に帰りたいと思わない生き物はいないということが書かれていました。
    シャンシャンは、中国のものでもあると思いますが、上野生まれです。上野が故郷です。
    あら、また多弁。パンダのテール先生、授業ありがとうございます。しばらく仕事なので😓早々失礼します!夜間部に、またお邪魔します。
    パンダのテール先生、また暑くなりそうです。お身体大切にして下さいませ〜☕️

    #141624 返信
    笹の葉★竹の子
    ゲスト

    テール先生、『7/31シャンシャンの性格』、楽しく拝読しました。ありがとうございます!
    シャンシャンはマイペースで動じない性格。どこへ行ってもやっていけるタイプだと思います。でも、シャンシャンだって落ち込んだ時がありましたよね。
    ママのおっぱいを噛んで?ママびっくりで足蹴りされたシャンシャン。あのアト反省ザルみたいになりました。しばらく呆然としていました。思い出深いシーンです。しかし、いつまでもくよくよしない。それがシャンシャン。それは母譲り? それともパンダの特性?
    自由奔放な性格が表情にも出ていると思います。様々な表情と行動が私を飽きさせません。ママの近くでコロンところがるのは何のため?ママへのアピール、運動、観客へのサービス。今日は何をやらかしてくれるのか目が離せません。シャンシャンはとにかく面白い。美パンダにもなり、ぶちゃいくにもなれるが、それがまた可愛い。生まれながらの大スターなんだと思います。
    シャンシャンはとても賢いと私も思います。天然キャラだが頭脳明晰。将来は小悪魔的なパンダになるかも?
    とにかく、シャンシャンには元気でいてほしいです。シャンシャンの成長を見守れて幸せです。シャンシャンの未来は明るいに決まってます!

    国立博物館は見応え十分です。ななえさん、ぜひおでかけください!

    #141626 返信
    てんてん
    ゲスト

    テールさま🍀おはようございます☀
    『心の休憩タイム』ありがとうございます。癒しのシャンシャン🐼💓
    テールさまのお言葉。『この子の肩にはどれだけ多くの人々の「希望」が乗っているのでしょう』もうここでうるっ😢とです。上野の森のお姫様シャンシャン・飼育員さんをはじめシャンシャンに触れる事が出来る全ての方のお世話と愛情・そしてシンシンママからの深い深い愛でまんまるこぱんだシャンシャンは成長しています。奇跡の命にみなさまの愛がどんどん注入されてとっても可愛い❤シャンシャン。宝物をこれからもそっと慎重に壊れないように。大切に。大切に。
    ひとりぼっちでちょこりお座り自分の足をぶらんぶらんして見ているシャンシャン🐼💓意味のないでんぐり返し。
    ママの後ろからタックルお食事中の竹が喉に刺さるかと心配を他所にママの耳をひっぱるシャンシャン🐼💓
    たくさんたくさん出てきます!
    奇跡はもうひとつ✨うじさまのブログに出会えてお写真を見ているだけの私がパンダのなぞにハマること。みなさまとパンダ愛で繋がっていること。これもまたシャンシャンからもらえた宝物。
    シャンにぃちゃんの悲しみは忘れないけれど確実にみなさまの優しさとシャンシャンの嬉しい成長で乗り越えています。
    ありがとうテールさま🍀素敵な心の休憩時間でした。

    #141650 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    「パンダのなぞ パンダのお仕置き部屋
    (真夜中のパンダ男に愛の手を…) 」
    .
    皆様、おはようございます。関東地方もう、気温が上昇しており、今日もパンダ観覧列の待機には非常に厳しい陽気となっております。並んでいらっしゃる皆様
    、十二分にご注意し、(こまめな水分補給等……)くれぐれも無理はなさらずに
    して下さい。パンダ達に会う時はベストコンディションで!!素敵な笑顔でよろしくお願い致します。
    朝から「パンダのなぞ」こっそり、のぞ
    いたら、もう沢山の方からのコメントが
    …(や、やばい。)そうです。今回も訂正箇所が御座います。そうです。また、
    パンダ達のお仕置きが待ってます。
    今日はもう、このパンダさんだけで十分です。『シャンシャン』が仁王立ち(?)
    して、短い前肢を組んで睨んでおります
    。「シャンシャンの事を特集したのはよし としましゅ。でも、いっぱい間違ってましゅ!!」と言って、思いっきり、
    リトル大熊猫パンチとあのもう立派な爪で、ギタギタに引っ掛かれました。
    (本当にあの爪で引っ掛かれたら、もう凄い破壊力なのでしょうね。……)
    以上……大熊猫妄想劇場でした。
    冗談抜きで、の丁寧なコメントを頂きまして、本当にありがとうございます。
    さて、取り急ぎ訂正箇所でね……(汗).
    (🔹シャンシャンはどんな性格…)
    ❌ これだけ大勢の観客に見られても動じる様子がないから……
    ⭕️………動じない様子が………
    (おさらいシャンシャン シャンシャン総括)
    ❌ ある程度 貫き通り
    ⭕️ ある程度 貫き通す
    .
    (⑥イケメンパンダと美人パンダの…)
    ❌ スパー
    ⭕️ スーパー
    .
    ❌ どの様な状況になっとても
    ⭕️ ………なったとしても、………
    .
    ❌当初267億円とされていましたが
    それを習性……
    ⭕️……それを修正……
    .
    すみません、またまだあるかもしれませんが、シャンシャンの笑顔に見込んで
    お許し下さい!!(大汗💦)
    では、今日も猛暑予想です。皆様、くれぐれもお気をつけて ご活躍下さい。
    よろしくお願い致します。

    Attachments:
    #141654 返信
    てんてん
    ゲスト

    シャンシャンよりお手紙が届いてますよ!
    🍀テールさまへ🍀
    大した間違えではないでしゅよ♪
    シャンはこのくらいで爪を立てたりしないでしゅよ~女の子でしゅ🐼💓
    シャンシャンより

    Attachments:
    #141691 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    「てんてん様 シャンシャン 」
    ありがとう!!優しさに包まれました。
    そして、頑張れます。いつもパワーをありがとうございます。

    #141724 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    ・神戸ぱん様
    ・ななえ様
    ・笹の葉★竹の子様
    ・てんてん様
    ・「パンダのなぞ」をご覧になっている皆様。
    .
    皆様、こんばんは。日本列島また 再びの「猛暑列島」となっております。
    ふっと、思うと明日から「8月」なのですね。7月がかなり暑い日が多かったので、もうとうに8月のような錯覚でした。今年はちゃんと秋が来てけれるのだろうか……ちよっと不安になって来ました。(笑)
    パンダ達も早く涼しくなり、広い運動場で伸び伸びと過ごしたいのではないでしょうか。(特にシャンシャンはお得意の外充電木に登りたいでしょうね。
    未だ未だ 人間にもパンダにもきつい
    「極暑」の夏が続きます。皆様、引き続き身体のケアを十分に行い 元気にこの夏を乗り切りましょう。
    ◯神戸ぱん様
    実は神戸ぱん様と同じ事考えました。
    「ハズバンダリートレーニング」をやっているパンダの映像みたぞ!?
    「あっタンタンだ!!」また近いうちに「パンダのなぞ」で取り上げたいと考えております。「タンタン」のトレーニング風景、何ですか!!あの可愛いさは。
    これからもお世話になります。よろしくお願い致します。
    ◯笹の葉★竹の子様
    本日、笹の葉★竹の子様のトピの方を拝見したら、「パンダのなぞ」今日は、 シャンシャンの性格です。と記載頂きまして、本当にありがとうございます。
    また また「嬉しいやら、ちよっと恥ずかしいやら」ですね。(大汗)
    でも、失礼ですが本当にお上手なのですね。素人には詳しくはよく、わかりませんが、 「心が落ち着いますよね。」そして、楽しい気分にさせてくれる。(ななえ様の絵もそうですけど。)
    笹の葉★竹の子様にとって、シャンシャンというパンダは一生忘れられないパンダになったのですね。(他、大勢の方もそうかもしれませんけど。)
    シャンシャンの人を動かす力とはどんなに大きいのでしょう。凄いパンダさんです。これからもお世話になります。よろしくお願い致します。
    ◯ななえ様
    お仕事ご苦労様です。
    いよいよ、8月ですね。また、上野の方に大変ですけど、(今回は対暑さもあり)
    よろしくお願い致します。リーリーも絶対に喜びますよ。秋田の夏の暑さがよくわからないので申し訳ありませんが、
    東京の最近の「暑さ」はちよっと変になってきております。(異常な暑さになってます。)まだ早いですが、お越しの際は十分に暑さにもご注意下さい。
    改めて、シャンシャンは皆んなに多くの人々に愛されているのだと痛感しました
    。これからも色々とお世話にあります。
    引き続きよろしくお願い致します。
    トピの方と仕事の方とそれぞれ大変かと思いますが頑張って下さい。
    ◯てんてん様
    更にお暑うございます。(笑)お変わりございませんか。本当にこれから8月なのですね。参ります。この所の暑さには!
    今回改めて思いました、シャンシャンって本当にパンダなのかなぁと(笑)
    普通のパンダではなく、神様が与えてくれた何かこう特殊なパンダさん(?)
    的な思いが大袈裟ですが、少し して来ました。(ちよっと妄想入ってるかも)
    シャンシャンの何が可愛いかなんて、
    それは答えがないと思います。
    「可愛いものは可愛い。」それ以上でもそれ以下でも無い。(笑)それは全パンダさんに通じものですけど。
    改めてこのシャンシャンというパンダと同じ時代、同じ時を刻めた事を幸せに感じます。いつまでも見ていたいですけど
    ………この先はどうなるのでしょう。
    見守る事しか出来ませんが最後まで見つめていたいですね。この神童を。
    暑い毎日が続きます。引き続きお気をつけてお過ごし下さい。今後ともよろしくお願い致します。

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    #141823 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    「 パンダのなぞ 8月1日 (水)
    ◎『中国人民から日本国民へ』①
    1972年(昭和47年)物語 パンダってなんだ? パンダを上野に預けるどんな事があっても……………。 」
    .
    皆様、「パンダのなぞ」のお時間です。
    今回もどうぞよろしくお願い致します。
    今回の「パンダのなぞ」は一番緊張感を持ってやっているかもしれません。(笑)
    (前回とはちよっと違います。(笑)前回は
    一番新しいパンダの『シャンシャン』を
    お送り致しました。今回は好対照に日本のパンダの中で一番古いパンダについてお話 致します。)
    題名(長い副題)を見て「おやっ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
    「えっ何?」と思った方もいる事でしょ
    う。今回から皆様を「日本のパンダの歴
    史の証人」とさせて頂きます。(笑)
    個人的に「パンダのなぞ」でやりたかったひとつの項目です。
    今回から数回(?どのくらいになるかわかりません。)にかけてお送り致します
    。『 カンカン・ランラン』について
    今回は まず、パンダ来日までの軌跡。
    その大変だった舞台裏の真実をお話させ
    て頂きます。いい意味の緊張感でお送り致します。今回もよろしければ最後までお付き合い下さい。よろしくお願い致します。
    .
    《 1972年9月22日の出来事。》
    皆様、1972年(昭和47年)というと何をされていましたか?と聞かれて殆どの人が「さあー???」と答えるでしょう。
    (笑)まだ生まれていない。という方もいっぱい いらっしゃるかもしれません。
    まず ちよっとだけ、1972年という年を
    振り返って見ましょう。
    [1972年(昭和47年)の出来事]
    *札幌冬季オリンピック開催。
    *ミュンヘンオリンピック開催。
    *自動車に初心者マーク登場。
    *連合赤軍による「あさま山荘事件」。
    *ハイセイコーが大井競馬場でデビュー
    *東北自動車道開通。
    *札幌市、川崎市、福岡市が政令指定都市へ。
    *川端康成が逗子で自殺。
    *日本と中国で日中国交化回復。
    そして、
    *恩賜上野動物園でジャイアントパンダ
    公開。
    [1972年(昭和47年)の流行ファッション
    ]
    *スモックルック。
    *ドルマンスリーズ流行。
    *ホットパンツ流行。
    *男性の長髪が定着化
    *ワンポイント・ブーム全盛。
    *サボやポックリコ大流行。
    [1972年(昭和47年) 新商品、ヒット商品]
    *デジタル電子体温計。
    *電卓・カシオミニ。
    *オロナインH軟膏。
    [1972年 流行語]
    *お客様は神様です。
    *ナウ。
    *未婚の母。
    [1972年(昭和47年)ヒット曲]
    ※喝采
    *雨のエアポート
    *女のみち
    *瀬戸の花嫁
    *さよならをするために
    *旅の宿
    *ひとりじゃないの
    *別れの朝
    *小さな恋
    *太陽がくれた季節
    (※これは「パンダのなぞ」です。)
    .
    1972年(昭和47年)はちょうど、「高度経済成長」の終わりを告げる中、翌1973年(昭和48年)には、「オイルショック」がやって来ます。そんな今から46年も前の出来事です。
    それは、1972年(昭和47年)9月29日に起こりました。日本中の全てが、『日中国交回復』の話題でもちきりだったそうです。第二次大戦後の懸案になっていた
    日本 中国間の外交問題でしたが、時の内閣総理大臣 田中角栄が総理大臣として、初めて中国の北京を訪問し、日中共同声明の調印式で、田中角栄、周恩来両首相が署名した事で日中国交は正常化しました。
    その模様を生中継で伝えていたテレビから衝撃的なニュースが次に流れて来たのです。
    二階堂 官房長の記者会見での記者団の質問を受けて終了間際の事 このようなコメントが読み上げられました。
    「日中国交正常化を記念し、中華人民から、日本国民へ、パンダのオス、メス一つがいが贈られます。」
    とっさにその場にいた記者団からは一瞬ざわめきが起こりました。
    .
    《 ◎パンダが日本へ来る。でもパンダってなんだ。何処へ来るの?》
    その頃、世界から孤立していた中国は
    世界の所有の国々と国交を開き経済を発展させようとしていた矢先でした。
    この時分に、中国は「アメリカ、イギリス、フランス、日本」へ自国にしかいない希少動物「ジャイアントパンダ」を
    無料譲渡し、国際社会の目を中国に向かせ「パンダ外交」を積極的に行っていました。(この事は後日、「パンダのな ぞ
    」でお送りする予定です。)
    ジャイアントパンダを飼育するそれは全国の動物園の全国の飼育者の夢のまた、夢だったと この時の資料に書かれています。それは上野動物園でも勿論同じ事でした。それだけこの時代、ジャイアントパンダという生き物は中国の山奥にしか生存しない伝説の生き物とされ、動物園のベテラン飼育スタッフでもその習性
    生態は「謎のまた謎」でした。
    上野動物園としては、この2年前の1970年(昭和45年) コウノトリを中国から導入して、亡びつつある日本のコウノトリの増殖に役立てようとして北京動物園との関係を築き、ここからジャイアントパンダへのルートを導こうと考えてはいました。コウノトリとチンパンジーの動物交換が上野と北京の両動物園との間に実現し、ルートは開かれていました
    。こんなに早くパンダが日本に来るとは
    予想外の事だったそうです。
    しかし、まだ日本にパンダ(オスとメスの一つがい)が来ると決まっただけで
    日本のどの動物園で飼育されるとは何の報道も政府からはありませんでした。
    この間に、日本全国の有数の動物園では、是非自分達の所で幻の生き物とされて来たパンダの飼育を行いないと立候補が相次いで表明されました。そのリスト↓が以下のものです。
    ・札幌市 円山動物園
    ・仙台市 八木山動物園
    ・東京都 恩賜上野動物園
    ・名古屋市 東山動物園
    ・京都市 京都市動物園
    ・大阪市 天王寺動物園
    ・神戸市 王子動物園
    ・山口県 徳山動物園
    (更に北海道 旭山動物園と鹿児島市の平川動物園も名乗りを上げていたという報道があります。)

    あくまでも日本国政府は、「中国人民から、日本国民へ贈る」という事だけで
    飼育先がどこの動物園は一切触れられていませんでした。
    その時の上野動物園のスタッフの気持ちを代弁してこう書かれています。
    「私たちは、動物園をあずかり、動物を飼う事を業としている。いかなる動物が来ようとも、飼育し、展示していく事は出来るはずだ。それがプロなのだ。
    パンダも決して例外ではない。」
    この時の上野動物園 全飼育スタッフの中でパンダを目の前で見たのは飼育課長の中川氏のみで、他のスタッフはパンダって……「夢の動物、飼育係を業とするものにとっては、一度は手をかけて見たい動物が来るという事への興奮はあった
    。しかし、その眼の何処かに、かすかな
    不安の色があるのが見え隠れしていた
    。どんなにプロとはいえ、それを業とするとはいっても、相手は生き物、しかも手をかける事はおろか、見た事もない動物をこれから飼育するかもしれないという葛藤があった。」まさしくそんな時代であった。 パンダのパの字もしれないこの頃でし
    た。上野動物園のパンダ飼育対策として
    、こうも書かれております。
    「事情はどうあれ、パンダは日本にやって来る。しかも日中国交回復の歴史的な慶事を機会に、日中友好の架け橋として
    やって来るのだ。飼育課がこれほど一致して臨んだ事は今までに類例がない。
    いずれにしても準備だけはしっかりとしておこう。と」
    .
    《 ◎首相官邸にて、パンダを預ける》
    1972年9月29日の「日中国交正常化」
    の調印式の後の記者会見で「ジャイアントパンダがオス、メスの一つがいで日本へやって来る。」と重大コメントがされた後 何も無いまま1週間が過ぎようとしていました。
    パンダは、「一動物園や一個人に贈られたものではなく、中国人民が日本国民に
    その友好のしるしとして、贈ってくれるものです。」そして、いよいよパンダの飼育先が決定致します。
    1972年10月5日午後1時 上野動物園 園長、飼育責任者の二人が総理大臣官邸に招かれました。要件はある程度察しがついていたようです。
    そこで発せられ内閣官房長官の一言があまりにも重たかったと後日記されております。
    パンダ飼育に関して、「上野にパンダを預ける。パンダは中国人民から日本国民へ贈られた 大切な贈りものである。
    どんな事が、あろうと、パンダを死なせてはならない。」
    重い 重い一言だったそうです。
    昔からパンダはよく「政治の道具」のような残念な比喩がされますが、この時ばかりは さすがに他の事は一切考えられなかったそうです。
    続けて官房長官から「飼育は大丈夫だろうね?」という言葉が。
    「はい。一生懸命やります。」
    その言葉を言うのがやっとだったそうです。そして、この瞬間、日本初のパンダの飼育受け入れ先が 東京恩賜上野動物園になったと正式に決定した事になります。その時の思いを
    「あ、あこれで、正式に決まったのだと
    思うと、何かしら安心感と不安感が入り混じって胸の中に渦の様に巻きはじめる
    。」
    首相官邸を出る時、無数のカメラのフラッシュとテレビカメラが待ち受けていて
    報道陣からの矢継ぎ早の質問に対して
    「パンダの飼育を引き受けて来ました。
    全力をつくします。」と言い残し動物園へ向かった。この瞬間、上野動物園のジャイアントパンダに対して、果てしなき挑戦(飼育)の幕が上がったのでした。
    .
    我々が何気に毎日、ぱんだうじ様からの配信を受けて見させて頂いているパンダ
    。可愛くて愛おしくて大好きなパンダ。
    そのパンダの飼育のスタートの舞台裏に隠されていた話の中にこんなに凄いドラマがあったとは。
    我々は普通に当たり前の様に見ているパンダでも当時は(1972年(昭和47年))パンダに対してのデーターは、ほぼ皆無。
    その珍獣が初めて日本に来る。と知った瞬間にその場に居合わせたら、どんな思いを持った事でしょう。
    しかもその生き物は国と国との友好のしるし。粗末には決して扱えない。けれど
    どの様に対処してよいのか わからない
    。「パンダって、喋る動物なの!?」
    そんなレベルだったのですからこの当時は………。46年も前の出来事をより、リアルにお届けしようとしたのですが、
    どうだったでしょう。パンダ好きでもそうでもない人にも興味が湧く内容だったかと思います。こんな時代を経て今がある。それはパンダの飼育下でも言える事です。「決して死なせてはならない。」この言葉思いですよね。国の友好の為に飼育するのでは決して無いけど。
    そして、ここまでが1ラウンドです。
    これからあの2頭がいよいよ日本にやって来ます。記念すべき日本初上陸となります。次回はそこからお話が始まります
    。我々の知らない世界を少しだけご紹介致しました(既に前にですが、関連する書籍なども出版されているのでご存知だった方もいらしゃたかもしれませんが
    ………。)ここからが上野動物園の本当の戦いが始まります。パンダ飼育に関して。今のパンダの飼育があるのもこの時代を頑張って頂いた多くの方々がいるからです。常にそれを忘れずに居たいですね。今回も最後までお付き合い頂きまして本当にありがとうございます。こらからもよろしくお願い致します。
    (※ぱんだうじ様へ
    事後報告で申し訳ありません。この時代の関連する写真が殆どありませんでした。ぱんだうじ様の取られた「毎日パンダ」で使われたカンカン・ランランの使用していたゲージの写真を掲載させて頂きました。報告が遅れた事も含めてお詫び申し上げます。)

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    #141843 返信
    笹の葉★竹の子
    ゲスト

    テール先生、おはようございます。イッキに読みました!図書館から関連本を借りて読みましたが、こうしてまとめていただき、しっかりと心に刻むことができそうです。次回もとても楽しみです。

    カンカン、ランランの来日時、私は中学1年生。東京には一度も行ったことのない田舎の女の子でした。私の周りには、カンカン、ランランに会いに行った人、結構いました(シャンシャン誕生後に知る)。今、上野のパンダに会おうと思えばいつでも行ける、その幸せを実感しております。そして、シャンシャンは多くの人の人生を変えた、これは間違いないですね。

    シャンシャンの性格を描いた絵手紙は、少し前に描いたものです。グッドタイミングで、掲示板にアップできて良かったです。テール先生のおかげです。ありがとうございました。

    #141848 返信
    ななえ
    ゲスト

    てんてん様
    おはようございます。授業にどうしても出れない日は、通信教育システム?で、パンダポストからパンダのテール先生へのレポートを投函ですね。写真ありがとうごいます!

    #141849 返信
    ななえ
    ゲスト

    パンダのテール様
    おはようございます。
    【8月1日-1972年(昭和47年)パンダ日本に!?】
    🌹はじめに。笹の葉★竹の子様、私の方が妹になるようです。ある程度の年齢になったら、皆一緒!という言葉もありましたが…(笑)
    🌹パンダが日本に来るまでも色々なことがあったのですね。カンカン・ランランで日本中、フィバー!当時の女の子は、パンダの縫いぐるみ抱いて寝たと思います。私のパンダの縫いぐるみなんで白い部分が真っ黒になってしまいました。当時は二層式の洗濯機、ある日子供心に綺麗にしてあげようと、洗って干しました…洗剤も今のように良いのがなかったので、結果は…(´;ω;`)ウゥゥ
    🌹当時はパンダに関するデーターもないなかで、本当に飼育員さん達大変だったと思います。「決してしなせてはならない」『命』大切です。最近、見た赤ちゃんパンダの写真集に、「最後の一頭がいなくなったら、次にはもう姿はない」というようなことが書かれていました。詳しくは、著作権の問題に関わってくると思うので、文章をあげることはできません。パンダを保護する取り組み、野生化プロジェクト…などの奥の深さを感じました。
    🌹笹の葉★竹の子様の仰るように、今の時代は、パンダに会おうと思えば何らかのかたちで会える。本当に良い時代です。私が子供の頃は、ニュースやテレビでしかみることができませんでした。録画ビデオなどなく、テレビチャンネル争いに負けると、みたい番組もみれません。ぱんだうじさまの毎日パンダブログや写真集にも感謝です。
    🌹パンダのテール先生、8月になりました。リーリーに会うまで約2週間…待ち遠しいです~♪「今日は、上野動物園にいってもようかな~♪」なんて、行ける範囲にいる方が羨ましいです。意外と直ぐ行けるから、行かないでしまっている…ということもありますね。私、秋田県の行事とか、いつか行けると、未だに行ってみたことがないのありますからね。
    🌹パンダのテール先生、お身体大切にして下さい。
    ありがとうございました。

    #141853 返信
    てんてん
    ゲスト

    テールさま🍀おはようございます☀
    やはり1972年へタイムスリップでしたね!タイムトラベルのはじまりと書いた方が良いですかね?🎶
    1972年当時はこんな時代でした!も楽しく読みました!
    実は昨日やっーと図書館から
    ⚫パンダの腹時計(佐川義明さん)
    ⚫カンカンとランランの日記(中川志郎さん)この2冊を借りる事ができ目の前にあるのです。(*≧∀≦)📖
    とってもタイムリーですよね
    この2冊を読むのが私の夏休みの宿題です✨楽しみにしていたのでテールさまの授業と同時にワクワクが増えました!
    ありがとうございます(’-’*)♪
    テールさまは確かパンダへの運命を感じたのはカンカンランランでしたよね。お話はきっと人生といっしょに進んでいくのでは?…ぜひワクワクとお届け頂けたらと思います。楽しみにしていますね🐼💓今日はすごく暑くなりそうです
    テールさま🍀みなさま🍀水分塩分休憩も入れながら暑さに気をつけて下さい✨

    #141861 返信
    あしも
    ゲスト

    パンダのテール様 おはようございます。

    カンカンとランランのお話 始まるんですね!
    別トピで 教えて頂いたパンダに関する本を
    いろいろ読んでいるところですが
    早速テール様の授業で とりあげていただいで
    本当に嬉しいです。
    当時の 出来事 流行 ヒット曲まで。
    子供のころの 記憶がよみがえって
    とても懐かしいです。
    次回からの授業 楽しみです。
    ありがとうございます!

    #141931 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    ・笹の葉★竹の子様
    ・ななえ様
    ・てんてん様
    ・あしも様
    ・「パンダのなぞ」をご覧になっている
    皆様。
    .
    「溶けるような暑さですねぇ。」
    どうしちゃったのでしょう。
    仙台で観測史上最高の37.3℃を記録したとか、地球全体が大きな 大きなストーブになってしまったかのようです。
    皆様、こんばんは。まさしく「人もパンダも」辛い夏継続中です。
    体温と同じか、高い気温と毎日おつきあいしているのですから、具合も悪くなります。どうか、皆様 十分にお気をつけて、身体の危険を察知して無理のない毎日をお過ごし下さい。
    ◯笹の葉★竹の子様
    こんばんは。今日も暑かったです。お代わり ございませんか。
    「パンダのなぞ」でカンカン・ランランの特集を組んで掲載する事になりました
    。資料や関連の書籍を見ると、「カンカン・ランラン」の写真に没頭してしまいます。本当にまん丸で、それこそ「ふわふわ」というイメージがそのままの可愛いパンダさん達です。
    現在のパンダさん達も 勿論、可愛いのですが、可愛さが違う当時のパンダだと
    。自分なりに(それなりに)楽しみながらやっております。もう少し続くと思いますので、よろしければまた お付き合い下さい。よろしくお願い致します。
    ◯ななえ様
    こんばんは。東京(関東は溶けそうでした。(笑( ) 仙台が暑いと言うことは、
    秋田もそれなりに 暑かったのですね。
    「カンカン・ランラン」究極のなぞがやって来ました。日本人の殆どがパンダを知らない時代。パンダをどう対応すればよいのかわからなかった時代、本当にそんな時代があったのですね。
    この二頭がいなかったら、今のパンダ達
    (歴代のパンダ達も含めて)はいないとも考えられます。日本パンダ界のルーツともいけるこの二頭にもう少し迫ろうと思っております。お時間が許せばまた、お付き合い下さい。よろしくお願い致します。
    ◯てんてん様
    暑い×5ぐらいの暑さ(?)ですか(笑)
    てんてん様、昨晩はわざわざ「徹子の部屋」の放送時間を教えて頂きありがとうございます。しっかりと何度も見てこの目に焼き付けます。(笑)
    黒柳徹子さんといえば、パンダ協会名誉会長。そして、パンダ好きで有名です。
    「カンカン・ランラン」の時代からパンダについて 関わって来た芸能人としても有名ですね。昨晩の来日の舞台裏、書いている本人が一番ぞくぞくして居たと思います。(笑) あの手の舞台裏を探る物語って本当に大好きなもので、(個人的趣味に走ってある傾向もあるかもと。)
    「カンカン・ランラン」とはいつか簡単にお話した様に、来日してパンダブームが起こっている最中に近くの病院に入院しており、歩いても行ける距離だと思います。それを今になって(もう、40年以上経ってから気がついたのですが。)
    何か、当時からパンダとはそう遠くない
    縁の様な物を感じています。
    当時、おそらく親に連れられて観ていたであろう、「カンカン・ランラン」こんなに長い時間が経ってからまた、あの二頭にどんな形であろうと関わる事が出来た事に感謝をします。これから日本のパンダのパイオニアのルーツを探ります。
    これからも よろしくお願い致します。
    ◯あしも様
    こんばんは。暑さにやられておりませんか。本当にお気をつけて下さい。
    「パンダのなぞ」ですが、本当の意味のなぞをこれからお送り致す事になります
    。得体の知れない珍獣。パンダって何を食べて何を好むのか。全く日本にデーターがなかった時代にジャイアント パンダの飼育に挑戦した、上野動物園の飼育スタッフの奮闘ぶりにも本当に頭の中が下がります。この二頭がいなかったら、リーリー、シンシン、シャンシャンも上野には居ないと思うと少しぞっとします
    。携わって頂けた全ての人と勿論、カンカン・ランランに感謝を込めてまた作成したいと思います。よろしければまた、
    お付き合い下さい。これからもよろしくお願い致します。

    Attachments:
    #142055 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    「パンダのなぞ 8月2日 (木)
    『◎中国人民から日本国民へ②』
    そしてパンダ初来日。来日初夜鳴き明かした夜。 」
    .
    皆様、「パンダのなぞ」のお時間です。
    1972年9月29日の「日中国交正常化」
    歴史的な共同声明の調印式を踏まえて、
    国家的な慶事の中、「中華人民から日本
    国民へ、パンダのオス、メスの一つがいが贈られる。」と初めて我が国にジャイアントパンダがやって来る事が正式発表
    され、世の中が騒然となっていた時から
    、もう上野動物園内では、「パンダ飼育準備」が開始されていました。今まで中国の山奥にしか生息しない幻の珍獣をど
    のように飼育すればよいのか。パンダは一体何を食べるのか。全てのがゼロからのパンダの飼育のスタートです。
    上野動物園パンダ飼育スタッフの奮闘ぶ
    りとそして、いよいよその日がやって来ます。「パンダ初来日」来日初夜の様子。あれから46年目、約半世紀
    前の現在のパンダの飼育の原点となる内容です。パンダに興味のある方もそうでもない方も、知っている人も、知らない
    人も皆様一緒に「日本のパンダ飼育の原点」に触れて観ませんか。
    今回もちよっと冷静でない自分がおりますが。(笑)「パンダのなぞの謎です。」
    よろしければ最後までお付き合い下さい
    。よろしくお願い致します。
    .
    《 ◎パンダ来日まで 時間なし。
    パンダ飼育に関する知識もなし。》
    1972年(昭和47年)10月5日。「日中国交正常化」の調印式、ジャイアントパン
    ダが日本にやってくると発表されてから
    8日目に上野動物園 園長と飼育課長が直々に総理官邸に呼ばれ「上野動物園でパンダをあずかって欲しい」と単刀直入
    に官房長官から依頼がありました。
    既にその時、動物園内では、パンダ預かり、飼育について準備だけは怠りなく進
    めていたそうです。
    とは言うもの 当時の上野動物園にはパンダの飼育にまつわる資料はゼロに等しく 唯一の情報源は飼育課長の中川氏が

    三年前の研修旅行で得た物だけだったそうです。集められる限りの内外の文献が集収され、当然ながらパンダに関する文
    献は、殆どが外国の物をだったそうです
    。その結果、おぼろげだったパンダの輪郭が徐々にはっきりして来ました。わか
    るにつれて、この動物の不可思議な面も浮き彫りにされて、飼育技術としては、
    やはり第一級の難しさがある事も覚悟しなければならなかったそうです。
    園内の相談の結果三つの事が決定し、
    1.パンダが来たらとりあけず、トラ舎の一角をパンダ用に改造する。
    2.パンダ担当は、トラ及び猛獣係として
    20数年の経験を持つ本間技師とする。
    3.パンダの新居を表門右側の旧お猿電車跡地に造設する。
    上野動物園に飼育先が正式に決定した後も大勢のマスコミの報道を傍観する程の
    時間は残されておらず、夜は日につぐ準備に追われていました。
    パンダが贈られる事はわかっても、それ以上の資料が、全く手に入らない状態が続き、日本に来るパンダが、どんな生活
    をしていたものか、何歳でオスとメスは同居していた物なのか、別々に飼われていた物なのか、動物園生まれなのか、
    野生の物を捕獲した物か、皆目検討がつかない物でした。
    後でこの時の園内の状況をある新聞記者が、「動物園全体が、何か得体の知れな
    い緊迫感に覆われている状態だった。
    あの時の動物園の職員の眼はみんな血走っていたよ。」と分析されていました。
    .
    《◎パンダが日本の地を踏む。康康・蘭
    蘭、遂に来日。》
    1972年(昭和47年)10月28日。その日
    は朝から動物園全体が一種の興奮の中に居ました。等々、ジャイアントパンダの
    オス・メスの一つがいが中国からやって
    来る日です。
    18時55分、夕闇の中、パンダ専用機のATL・DC8型機がゆっくり羽田空港に姿を見せました。
    機首には、日の丸と中国国旗が両側にはためいて、機はゆっくり滑走路を、動き出し、貨物専用スポットに止まりました
    。やがて、スルスルと機体の横腹が大き
    く開かれ、その奥にグリーンの動物檻が二つ、明るい証明の中で鮮やかに眼に飛び込んで来ました。
    既に植物検疫官、動物検疫官が中で作業を始めており、その傍らでじっと作業を
    待ち、検疫官の合図があり、中の動物との対面を許されました。
    シートのホックをひとつひとつを外すと
    中の動物の呼吸が聞こえる。パッとシートめくる。瞬間にふぅー。甘酸っぱい芳
    香が鼻をついた。中を除き込みと、康康
    (カンカン)に違いない。子供ながら、オ
    スらしく、こちらも向き、精一杯の威嚇のゼスチャーをしていた。何とも愛らしい。元気だ。胸を撫で下ろす。
    もうひとつのホックを外し、シートを開けると、うずくまる真白な塊。蘭蘭のお
    尻でした。恥ずかしいそうに向こう向きになりかざした手の間から、こちらを見ている。毛づやも太り具合も申し分ない
    。二頭とも本当にパンダらしいパンダ。
    こんな立派なパンダを選んでくれた北京動物園に感謝したい気持ちでした。
    本間技師がしゃがみ込んで何やらビニー
    ル袋に詰め込んでいた。パンダの餌として檻の側にあったトウモロコシまんじゅう。これをもらって餌を作る時の参考にしようというのである。
    心の中で。この心が、あればパンダの飼育は上手くいく。その瞬間に思ったからです。

    やがて羽田空港を後にする。午後8時30分、上野動物園に到着。待ち構えていた報道陣は、ゆうに50人を越している。
    1社1名という厳しい制限にもかかわらず、これだけの記者団、その人気はほどは恐ろしい。やがて、トラックが定位置に停止し、シートがめくり上げると、

    康康(カンカン)は、キョトンとした様子に、こちらを向いている。一斉に、おおー!!というような歓声がひびく。だが、蘭蘭(ランラン)は、お尻を向けたまま、じっと動かない。「こっちを向いてくれよ!とたまりかねたカメラマンのひとりがさけぶ。

    檻の横腹に筆太に書かれた「中国人民から日本人民に贈る。大パンダ」の文字照明の中でひときわ鮮やかであった。
    パンダ達と共に中国から三人の飼育担当者が来日してくれていた。パンダが運び込まれる前に仮パンダ舎を見て頂きたく
    猛獣舎の方は歩きながら、今までのトラ

    舎であった仮パンダ舎を隈なく点検してくれた。「結構です。短時日のうちに、よくここまで整備されましたね。」中国の専門家からOKが出た。思い切って尋ねてみた。「この周囲の檻は、トラやヒョウが飼われているのです。パンダは驚かないでしょうか?」との問いに、

    「大丈夫です。パンダはそれほど神経質な動物ではありません。パンダの生息地には、トラは、ほんとんど居ません。」
    こうして、トラ舎をまがりした仮のパンダ舎は何ら問題がなかった。
    .
    《 ◎ 来日初夜 鳴き明かした一晩。》

    午後9時、開かれた扉から二つの檻が慎重におろされた。寝室の戸を開けると、檻が戸口に据えられ、北京動物園を出る時に閉じられたままの戸が、ゆっくりと開かれた。飛び出すように出てくる康康
    (カンカン)さすがにオスだけあって、活発である。始めて見る康康(カンカン)の

    全身、体重は55kg。人間の大人並みだが、パンダとしては、まだ子供。キョロ
    キョロと、あちこち初めての部屋をながめ回す仕草が何とも可愛い。
    純白のはずの白い部分が特に背中から腰にかけてかなり汚れている。中国の飼育
    担当者の一人が、「康康は、お茶目で暴

    れん坊、北京でも飛んだり、でんぐり返しをしたり、土の上であそび回っていたので汚れています。でも直ぐに綺麗になりますよ。」
    康康は、パンダ特有の、あのお尻を左右に振る歩き方を披露しながら、これから
    、暫くは過ごす自室の方へ消えて行っ

    た。
    次は蘭蘭、同じ様に檻の戸が引き上げられ、寝室の光が鈍く檻の中に差し込んでだ。見えているのは顔の一部。
    だが、蘭蘭は中々姿を見せない。
    中国の飼育担当者の一人が、ランラン
    ランラン 蘭蘭は、懐かしい声が聞こえ

    た様に顔をあげて、声の主を探して首をのばす。ゆっくり腰をあげて、半身が出て来た。純白である。白い部分がミルキーホワイト。康康と比べると、はるかに白い。だが、蘭蘭はまだ不安そうだ。
    中国の飼育担当者がまたランラン ランラン………と呼ぶ。耳をピンと立ててそ

    の声を聞く蘭蘭。ついに出た。大きい。
    やはり体重88kgの事はある。康康よりも一回り大きい。その腰回りのなめらかさ、しとやかな歩き方は、さすがに女性らしい。室内を嗅ぐようにして歩きまわりながら、足を止め直ぐに水を飲み始める。蘭蘭は喉がかわいていたようだ。

    22時過ぎ 照明も消え、暗くなった園内
    だったが、パンダ舎の方へ行ってみると
    、今夜から1週間、飼育課として夜も昼も、ぶっ通しの観察をする事になっていた夜間は4名。獣医2名、飼育2名が交代で様子を見ようとしていた。
    初めての動物、しかも今までに経験のな

    い動物を飼う場合、何と言っても、観察こそかが唯一の頼りなのだ。みんな、通路に直に座り込んで、眠さもどこかへ行ってしまい、あるのはパンダと自分達
    だけなのである。
    10月28日 23時45分。
    蘭蘭は床に尻をつけて足を投げ出して背

    を壁にもたれさせて、うつむいている。
    しかし、眠っているわけでない。時々、音がすると、耳をピクッと動かし、こにらの見る。眠れないらしい。気が高ぶっているのだろう。
    康康の方はもっとひどい。ちっとも落ちついていない。室内をとめどなく歩き回

    り、角角で匂いを嗅ぎ、前肢を壁にかけて起き上がっては背伸びし、くるっと向きを変える。と思ったら急に座る。
    23時50分。
    「クーン。クーン。クーン。」
    突然、康康の方で奇妙な音がした。
    耳をすます泣き声。康康が鳴いているの

    だ。それは、そこに居る私達の胸にしみこむような物悲しいように響きを持っている。「クーン。クーン。」無理もない
    。康康は、まだ子供。しかも今日1日で
    中国の北京動物園から遠い日本への旅、そして何もかもが新しい全く違う環境の中に置かれてしまったのだ。康康の心の

    痛みがよくわかった。
    「クーン。クーン。クーン。」
    鳴き声は止む事なくつづく。
    全ての電灯を消して見る。
    時計の針は24時をまわった。
    康康の足が止まった。前側の左の方で腹這いになって休んでいる。眼だけは開いているようだ。
    じっと腰をおろしていると、なぜか急に2頭のパンダへの愛おしさが胸一ぱいにひろがるのを感じた。
    あの不安そうな鳴き声。あの鳴き声は幾百の言葉より切実にパンダと我々を結びつけている。
    .
    お疲れ様でした。途中休憩(?)を挟みながらやらせて頂きました。(笑)
    康康(カンカン) 蘭蘭(ランラン)の来日。
    ここから一気に世の中に社会的現象が起こった「パンダブーム」が日本各地で行われる事になります。それは今のシャンシャン人気を遥かにしのぐとてつもない
    凄い者となります。そのお話また次回に
    。日本初のパンダ来日。ようやくベールが切って落とされ「謎の珍獣」の正体が明らかになります。(笑)
    今回も最後までお付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
    引き続き よろしくお願い致します。

    Attachments:
    #142094 返信
    笹の葉★竹の子
    ゲスト

    テール先生、今日も受講いたしました。詳細を知り、改めて当時の緊迫感が伝わってきました。
    カンカン、ランランこそがパンダのイメージ。カンカンたちを実際に見ることができたら、私の人生は変わっていたかも。本当に可愛い。カンカンはまだ子供だったのですね。会いたかったです。カンカン、ランラン、よくぞ日本に来てくれました。
    明日は飼育員さんたちの奮闘の様子が語られるのでしょうか。とっても楽しみです。

    来日は46年前、ということは私中学2年生でした。今年還暦を迎え、パンダを毎日楽しむ人生を送っています。パンダ歴1年にもなりませんが、一生続きそうです。

    #142135 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    「パンダのなぞ 8月2日(水)【追加版】
    ◎中国人民から日本国民へ③
    初めて見た「珍獣」に関しての飼育スタッフのとまどい………発見。 」
    .
    皆様、「パンダのなぞ」のお時間です。
    何でもこんな時間にと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)
    昨晩(正確には今朝になります。)不覚にも「寝落ち……」してしまい。気が付いたら、もう薄明るかったというオチまでついてしまっておりました。
    「康康(カンカン)・蘭蘭(ランラン)」日本のパンダのまさしくパイオニア的存在のこの二頭。「日中国交回復・国交正常化」の歴史的な慶事で中国人民から日本国民へ贈られた大切な贈り物として日本に初めて来日し、上野動物園で初の飼育が行われました。昨晩(今朝)までは、来日 初日の晩に康康(カンカン)がいきなり不慣れな場所に連れて来られ鳴き出してしまった……という内容でした。お伝え出来なかった続編として、24時間四六時中 パンダに付き添った飼育担当達のコメントを交えてお伝え致します。
    では、よろしくお願い致します。
    《 ◎本物のパンダと接して見て、飼育担当者達の感想・発見》
    ●獣医師
    「色んな動物が来ても、いつもの事だし
    、最低1週間はついていると一応原則みたいな物があるから責任はあるのですが
    、ジャイアントパンダとなんて動物は、まさか見るのが精一杯で本当に来るなんて考えてもみませんでした………。
    日本に来てもまさか 自分が直接的に手を触れる、飼えるという状況になるなんて夢にも思いませんでした。
    せいぜい日中国交が回復して、中国にパンダとを見に行くくらいが精一杯かなって思っていたんです。(笑)
    実際に来るなんて という驚きで、驚きの次にパンダの背後にある日中友好に対する責任の大きなを改めて感じました。

    ※パンダ受け入れの準備で一番 大変だったのが、関連資料、文献の集めだったそうです。その時の苦労をこのように話されています。
    ●飼育課長
    「結構探しましたが何も無いのです。」
    ●獣医師
    「文献の孫引きをしても出て来ない。
    本体本家本の中国のパンダに関する資料がゼロなんです。あるのは、アメリカとイギリスの物だけなのですから。
    病気の項目を見ると肺炎だとか腸炎で死んでいるけれど、繁殖なんかという例は無いのですから。結局、死んだ文献しか無いのですよ。繁殖は、中国の9ニュース映画があったし、聞くことは聞いてましたが……。兎に角、パンダが来たら、どうしょうかというのでみんなと話しあったのですが、どうしょうもこうしょうもエサを、何やっていいのか わからないでした。(笑)」
    .
    ※パンダのエサについて。
    ●飼育スタッフ
    「竹を食べるといっても日本の竹でいいのか、どうのくらいべるのかわからないでしょう。
    ●飼育スタッフ
    「そこ わらからなかった、」
    ●飼育課長
    「私もわからなかった。竹のあんな太い物を食うのか、若竹だけ食べるのか、
    笹だけ食べるのか、言葉って非常に不正解ですよ。」
    ●獣医師
    「笹が好きだといってもね………。
    笹だって竹に近いのがあるでしょう。
    竹と探しの違いは色々あるんでしょうけど竹だか笹だかわからない。太い茎まで食べるというでしょう。」
    ●飼育課長
    「メスが葉を食べてオスが茎を食べるなんて書いてある資料もありましたよ。
    ●獣医師
    「エサの一つわからないのですから、
    病気の事は心配します。中国から応援として実際に飼育スタッフが来てくれた事は良かったです。)
    ※中国側飼育スタッフについて。
    ●飼育スタッフ
    「パンダを檻に入れる時、水はこうしなさい。ああしなさい。とまぁ言葉はわからないのですが、適切な指導でした。」
    ●飼育課長
    「後になって見ると彼らの言った事がいちいち当たります。折角、日本に来てくれたのだから、日本を全然見ないで帰るのもそっけないという事で関西旅行へ招待したのですが、1日1度は必ず京都までパンダの状態を電話で 知らせて欲しい。というのです。何かあったらいつでも飛んで帰るから。そういう事を言っていたのですね。」
    ※来日初日の夜、康康(カンカン)が鳴き出してしまった事について。
    ●飼育スタッフ
    「だって、パンダは鳴かないなんて言ってたでしょう。(資料に鳴かないと書いてあった。)」
    ●獣医師
    「カンカンがクンクン鳴き出すのでびっくりしちゃいましたよ。」
    ●飼育スタッフ
    「何と言っても場所が変わったので不安だったんでしょう。」
    ●獣医師
    「本当にあんなに鳴くとは知らなかった
    。最初あの鳴き声を聞いた時、仔犬が初めてもらわれてくると不安になって鳴くでしょう。あんなものじゃないかと思います。カンカンの方は、野生といっても
    半分人工保育だから不安で鳴いたんですね。ランランのほうは全然鳴かないで寝てしまいましたよ。大きいのと、小さいのの違いかなぁと思いましたね。」
    ●飼育スタッフ
    「でも、あんなに良く寝る動物とは思っていませんでしたね。」
    ●飼育課長
    「考えてみれば、朝早く檻に入れられて
    、3、4時間も飛行機に乗せられて、トラックに積みかえられ、新しい檻に入れられて来たんでしょう。だから普通17時間も寝るやつがいくらも寝なかったのですものね。」
    ●獣医師
    「意外に落ち着いていたのは、ランランでしたね。電気を消すと1時間もしないうちに寝ちゃったから。」
    ●飼育スタッフ
    「それは育ちによるのかもしれませんね
    。兎に角、カンカンはひとなっこいですよ。」
    ※パンダの糞が臭くなくていい匂いがするという点について。
    ●獣医師
    「来た翌日でしたね。糞の写真を撮ろうと朝、行ったところ全然臭くない。
    竹を食べなかったからそれで、臭くないのかなぁと思いました。ランランの糞の中に 竹があったので、それをもらって来たら、余計いい匂いなんです。
    あの時は確か、カンカンの方は600gしかなかったし、柿の種ぼかり出てきてました。
    ●飼育課長
    「糞の臭くない動物っているのですか」
    ●飼育スタッフ
    「いないですね。いくら、草食獣だって
    。猛獣類の目にしみるアンモニアの匂いいや草食獣の馬にしろ象にしろ鹿にしろ
    みんな独特なの匂いがありますよね。」
    ●獣医師
    「パンダは間違いなく、匂いがない。
    匂いがないというより、むしろいい匂いなんです。」
    ●飼育課長
    「黒柳徹子さんが行ってたらしいけどパンダ香水が出来るんじゃないかというぐらいですからね。不思議な生き物です。

    ●獣医師
    「牛乳だとか、ご飯だとか色々食べてるのにねぇ。笹が匂いを消しちゃうのかなぁ。」(当時、牛乳がゆをパンダは食べおりました。)
    ●飼育課長
    「匂いを消す何かがあるのでしょう。」
    ●獣医師
    「あの動物が特別変な匂いのある時は、
    体に異常のある時です。」
    ●飼育課長
    「1日に3kgから5kgも糞をする動物ですから、それがトラのように臭ければたまったもんじゃ無い。(笑) 」
    .
    このやり取りは46年前の物です。
    まさにその時代(全くパンダを知らない会話だという物と。)46年前にここまで
    詳しく話しているのだと感心した部分も
    !!カンカンが一晩鳴き続けた出来事の時、皆様方 あるパンダを想像しませんでした。まさしくメスのランランは割と直ぐに寝てしまった。という所もまさしく7年前と同じだなぁと。誰とは言いません。そのパンダさんの名誉の為に。
    なぁ、◯ー◯ー。
    そして、ここから一般公開までの間に
    カンカンとランランにとってとんでもない事が起こります。それはまた次回のお話にさせて頂きます。
    臨時でお送り致しました。「パンダのなぞの謎」引き続きよろしくお願い致します。

    Attachments:
    #142137 返信
    笹の葉★竹の子
    ゲスト

    テール先生、こんにちは!「パンダのなぞの謎」追加版も面白かったです。飼育員さんたちのどうしたらいいかわからない様子がひしひしと伝わってきました。

    上野動物園ライブをチェックしたら、リーリーとシャンシャンは櫓の上で寝ていました。シンシンはもぐもぐ。在宅中は、ついついライブをチェックしたくなります。そして、絵手紙を後回しに。しかし絵を描くためにも、パンダさんたちの観察は大切ですよね。

    続きが楽しみです。毎日ありがとうございます。

    #142190 返信
    ななえ
    ゲスト

    【先生、この場をまたおかりします】
    笹の葉★竹の子様
    そうなんです。もうその日から、私は、数日言葉を失いました。掲示板ができたのは、そもそも、私を先頭として空想が大好き、おしゃべり大好きで、ぱんだうじさまの大切なブログ内をうるさくしてしまったことがきっかけです。
    名前を出せないでいましたが、日本のリーリーのお母さんである彼女にとっては、私達がキャーキャー好きなように話していたことを、どのように受け止めたのか、胸が痛みました。本当にお会いできるものならば、土下座して謝りたいくらいです。でも、きっとリーリーが世界中の方に愛されていることは、嬉しく思っていて下さると思います。
    リーリーのことを一番知っている、日本のお母さんです。私が、リーリーは幸せです!と叫ぶのは、日本のリーリーのお母さんへの感謝の気持ちです(勝手にすみませんが…)リーリーには素晴らしいドラマが沢山あるのです。
    阿部さんの本やその他、地震の件は調べました。日本のリーリーのお母さんの話を、やはり信じます。中国へ行ったことがないので、なんともいえないのですが、日本でも秋田県で震度6の地震がおきても、他の県は震度4だったりする。その日の地震はどこにいても経験したことになる。大きく四川の地震とまとめられただけなのか…なんで、考えたりしました。
    何より、これから何もなければいいです!

    #142193 返信
    ななえ
    ゲスト

    パンダのテール様
    こんばんは。
    【8月2日-追加版】
    🌹パンダの香りどんなものか知りたいです💕
    中国パンダツアー行きたい~
    🌹ランランが電気を消すと寝る…人間みたいですね。本当にパンダは可愛い💕人間みたいに思えます💕他のことで多弁になってしまいましたので。授業はこのへんで。
    *詳しくは元里親さんですね。

    #142194 返信
    パンダのテール
    ゲスト

    ・笹の葉★竹の子様
    ・ななえ様
    .
    「Zoo is Peace 」
    動物達は平和の象徴です。
    何時迄も動物達から癒しを貰える世の中でありたいですよね。
    また、動物達にお返しの出来る我々、人間でありたいですよね。
    何時迄も「相思相愛」の関係のままで。
    笹の葉★竹の子様、ななえ様
    それぞれのトピックで「可愛いく愛おしいパンダ達」をもっと もっと描きつづけて下さい。
    平和な世の中の継続の為に。

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